新日本プロレスは、米国カルフォルニア州を拠点に長らく北米進出を進めてきた。今回はダブルメインイベントとして、オカダ・カズチカ vs. 棚橋弘至の頂上決戦に加え、WWEの元サーシャ・バンクス＝メルセデス・モネがKAIRIが持つIWGP女子王座に挑戦する。
注目のサンノゼ大会『Battle in the Valley』（バトル・イン・ザ・バレー）の放送予定・PPV価格・対戦カードや無料視聴についての情報を伝える。
多くのリーク情報もあってプロレス業界の最高の秘密といえるトピックではなかったものの、1月4日の『WRESTLE KINGDOM 17』東京ドーム大会における、元WWE女子タイトルグランドスラマーで世界的トップレスラーの新日本プロレス/スターダムデビューは、衝撃と賞賛を呼んだ。『BOSS』こと元サーシャ・バンクスは、「メルセデス・モネ」という名で新たな扉を開こうとしている。
モネは、日本時間2月19日に開催される米カリフォルニア州サンノゼでの新日本プロレス『Battle in the Valley』（サンノゼ市公会堂）で、IWGP女子王者KAIRIに挑戦する。サーシャ・バンクスとしてWWEのリングから離れて以来、2022年5月以来のプロレス復帰戦となる。
バンクス（本名メルセデス・ヴァルナド）とナオミ（同トリニティ・ファトゥ）は、WWE女子タッグ王者だった当時、タッグチャンピオンとしての扱いについてWWEクリエイティブチームとの意見の相違により、2022年5月某日のRAWの出番直前に試合をボイコットした。WWEはふたりを無期限謹慎処分に課し、タイトルを剥奪。WWEショップのウェブサイトから商品を削除した。その後しばらくしてバンクスのWWE離脱が報じられると、表立ってリングに登場することはなかった。
そして、年が明けた2023年1月4日、新たな名前となったメルセデス・モネが新日本プロレスのマットに登場。IWGP女子王座初防衛を果たしたばかりのKAIRI（元カイリ・セイン）を強襲し、同タイトルへの興味を示した。
モネ自身と同じく元WWEスーパースターで、スターダムのレジェンドでもあるKAIRIへの挑戦は、ダブルメインイベントのひとつとして北米向けのPPVセールスを押し上げるためのマッチアップだが、この試合は同大会最後の試合ではない。新旧エースとして熾烈なライバル関係を続ける、IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカと棚橋弘至の頂上対決が正真正銘のメインイベントとして控える。
また、ザック・セイバーJr.がクラーク・コナーズに対してNJPW WOLRD TV認定王座防衛戦に臨むほか、STRONG無差別級王者フレッド・ロッサーがKENTAの挑戦を受ける。さらに、WWE入りが噂されるジェイ・ホワイトは、AEWのエディ・キングストンを相手に恐らく新日本プロレスでのラストマッチを行う。
新日本プロレスの『Battle in the Valley』サンノゼ大会を視聴するために必要な情報、配信先、開始時間、視聴料金、対戦カードは以下となる。
新日本プロレス『Battle in the Valley』はいつ開催される？
- 開催日時：
- 日本時間2023年2月19日（日）12:00（正午）開始
- 現地時間2023年2月18日（土）19:00（PST）開始
- 配信プラットフォーム：NJPWWORLD
新日本プロレス『Battle in the Valley』は、現地では2月18日（土）夜19時、日本時間では19日（日）正午から開催される。
新日本プロレス『Battle in the Valley』の放送・配信先・無料視聴
新日本プロレス『Battle in the Valley』の試合中継は、新日本プロレス公式の動画配信サービス『NJPWWORLD』でPPVライブ（生）配信される。
CS放送テレ朝チャンネル2および地上波テレビ朝日系列の番組「ワールドプロレスリング」で、新日本プロレスの試合映像の放送が行われているが、いずれも現時点で『Battle in the Valley』の試合映像についての放送アナウンスはない。
また、無料視聴については、地上波の「ワールドプロレスリング」番組内での放送が不明のため現時点では確認できない。新日本プロレス公式YouTubeチャンネルでは、後日、ダイジェスト動画が公開される可能性がある。
新日本プロレス『Battle in the Valley』のPPV視聴料はいくら？
日本国内では、PPV視聴料は税込2990円となる。視聴（購入）には会員登録が必須だが、月額見放題（税込980年）に加入する必要はなく、PPV単体のみの購入も可能だ。 今大会は日本語の実況解説バージョンのみが配信される。
新日本プロレス『Battle in the Valley』の開催地
米国カリフォルニア州のサンノゼ市公会堂で行われる。1936年にオープンした同市の歴史的な施設で、幾度かの改修を重ね、最大約3300人を収容が可能だ。日本の施設でいえば、後楽園ホール（約2000人収容）よりも大きく、東京ドームシティホール（約3000人収容）に近いサイズ感となる。普段はコンサート利用が多く、4月16日には日本のバンド「RADWIMPS」がライブ開催を予定している。
WWEで使用されるようなメガアリーナクラスではないこともあり、メルセデス・モネの出場が発表されると、イベントチケットはすぐにソールドアウトになったという。
新日本プロレス『Battle in the Valley』の対戦カード
- オカダ・カズチカ(c) vs. 棚橋弘至 - IWGP世界ヘビー級王座戦
- カイリ (c) vs. メルセデス・モネ - IWGP 女子王座戦
- ザック・セイバーJr.(c) vs. クラーク・コナーズ - NJPW WORLD認定TV王座戦
- トム・ローラー vs. ホミサイド - フィルシールールズ・ファイト（ノーロープ・ノーDQマッチ）
- ジェイ・ホワイト vs. エディ・キングストン
- モーターシティマシンガンズ［アレックス・シェリー＆クリス・セイビン］ (c) vs. ウエストコーストレッキングクルー［ジョエル・ネルソン＆ロイス・アイザック］- STRONG無差別級タッグチーム王座戦
- フレッド・ロッサー(c) vs. KENTA - STRONG無差別級王座戦
- ロッキー・ロメロ＆マスカラ・ドラダ＆ジョシュ・アレキサンダー＆エイドリアン・クエスト vs. KUSIDA＆ボラドールJr.＆ケビン・ナイト＆ザ・DKC
- デビッド・フィンレー vs. ボビー・フィッシュ
- アレックス・コグリン vs. JR・クレイトス
※上記カードは、イベントの都合や選手の体調などによって変更・中止される可能性がある。
※本記事は、英語記事を翻訳後、日本向けの情報を追加した編集記事となる。
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