FIFA女子ワールドカップの最多得点記録：最もゴールを決めているのは？

どんな選手も、ワールドカップ（W杯）でゴールを決めたいと夢を見るものだ。そして実際にゴールを決めれば、それがその選手のキャリアのハイライトになることも少なくない。

W杯で得点をあげたのが一度きりという選手たちもいれば、幸いにも最大の舞台において得点力を発揮してきたことで有名な選手たちもいる。

その中には、オーストラリアとニュージーランドで開催されるFIFA女子ワールドカップ2023に出場し、母国を優勝に導くことを期待されている選手たちもいる。

『スポーティングニュース』では、W杯の舞台で最も得点をあげてきた女子選手を振り返った。

女子ワールドカップ最多得点記録

女子W杯の歴史で最もゴールを決めているのは、ブラジルのマルタだ。決勝でブラジルがドイツに敗れた2007年大会から、通算20試合で17得点をあげている。

マルタの記録は女子のみならず、男子W杯も含めて歴代最多の見事な数字だ。

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マルタに続くのは、アメリカのアビー・ワンバックとドイツのビルギット・プリンツの14得点。後者はPKを除くW杯歴代最多得点の記録保持者だ。

ランキングの4位に位置するのは、2大会で12得点をあげたアメリカのミシェル・エイカーズ。ブラジルのクリスティアーネ、中国のスン・ウェン、ドイツのベッティナ・ビーグマンが11得点で続く。

クリスティアーネはまだ現役だが、ブラジル代表を引退しており、2023年大会で記録を伸ばすことはない。

*FIFA女子ワールドカップ2023出場選手

W杯の1大会における最多得点記録は、アメリカのエイカーズが1991年の第1回大会で記録した10得点。アメリカはこの大会で優勝した。エイカーズはW杯で通算12得点をあげている。

スン・ウェンとブラジルのシシーは、1999年大会でそれぞれ7得点を記録した。プリンツも2003年大会、マルタも2007年大会でそれぞれ7得点をあげ、得点王に輝いている。

2019年の前回大会では、ミーガン・ラピノーが6得点で得点王となり、アメリカの連覇に貢献した。