第17回UEFA欧州選手権(ユーロ2024)のスタジアム:ドイツの開催都市・会場・収容人数

2024-06-12
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第17回UEFA欧州選手権(ユーロ2024)で、ドイツは統一後初めて同大会を開催する。前回ホスト国となった1988年は西ドイツとしての開催だった。

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大会は日本時間6月15日から7月15日(日本時間、以下同)にかけて行われる。決勝の舞台はベルリンのオリンピアシュタディオンだ。大会中はドイツ国中の10のスタジアムが使用される。

ドイツ全土で開催するという計画の一環として、どの都市でも複数のスタジアムで試合が行われることはない。そのいくつかは、欧州クラブシーンでも象徴的なスタジアムだ。

ここでは、ユーロ2024で使用されるスタジアムをまとめる。

ユーロ2024のスタジアムと収容人数

決勝戦はオリンピアシュタディオンでの開催だが、グループステージや決勝トーナメントの大半の試合は、その他の9スタジアムで行われる。

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オリンピアシュタディオン

  • 都市:ベルリン
  • 収容人数:約7万1000人
  • ホームチーム:ヘルタ・ベルリン、ドイツ代表(一部試合)

オリンピアシュタディオンはドイツ代表が国内で試合する際のメインホームとなるスタジアムだ。クラブではヘルタ・ベルリンのホームスタジアムとなっている。ユーロ2024では決勝戦のほか、グループステージのスペイン対クロアチア(6月16日)やラウンド16、準々決勝などの注目試合が開催予定だ。

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アリアンツ・アレーナ

  • 都市:ミュンヘン
  • 収容人数:約6万6000人
  • ホームチーム:バイエルン・ミュンヘン、ドイツ代表(一部試合)

バイエルンのホームスタジアムでは、6月15日のユーロ2024開幕戦が行われる。ホスト国ドイツとスコットランドの一戦だ。ヨーロッパで最も有名なスタジアムのひとつであり、すでに2024-2025シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の会場に決まっている。

また、アリアンツ・アレーナではラウンド16と準決勝の試合も行われる予定だ。

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ジグナル・イドゥナ・パルク

  • 都市:ドルトムント
  • 収容人数:約6万2000人
  • ホームチーム:ボルシア・ドルトムント、ドイツ代表(一部試合)

ヴェストファーレンシュタディオンの名でも知られるスタジアム。ドルトムントのファンによる「黄色い壁」は有名だ。ユーロ2024ではやや異なる見栄えとなるだろうが、ドルトムントの多くのサポーターが会場に駆けつけると見られる。

このスタジアムでは6月26日のグループステージ最終節でフランスとポーランドが対戦予定。また、ラウンド16、準決勝の試合も開催される。

メルセデス・ベンツ・アレーナ

  • 都市:シュトゥットガルト
  • 収容人数:約5万1000人
  • ホームチーム:VfBシュトゥットガルト、ドイツ代表(一部試合)

ドイツ南西部シュトゥットガルトのスタジアム。開催国ドイツはグループステージの2試合目をこのスタジアムで戦う予定。6月20日にハンガリーと対戦だ。また、準々決勝の1試合もこの会場で行われる。

フォルクスパルクシュタディオン(ハンブルク)

  • 都市:ハンブルク
  • 収容人数:約4万9000人
  • ホームチーム:ハンブルク、シャフタール・ドネツク(UEFAチャンピオンズリーグ)、ドイツ代表(一部試合)

2023-24シーズンはハンブルクのスタジアムに新たなホームチームが加わった。ウクライナでの試合開催の安全性への懸念から、シャフタール・ドネツクのUEFAチャンピオンズリーグの試合がこの会場で行われたのだ。

このスタジアムではグループステージの4試合と準々決勝の1試合が開催される。

フェルティンス・アレーナ

  • 都市:ゲルゼンキルヒェン
  • 収容人数:約5万人
  • ホームチーム:シャルケ、ドイツ代表(一部試合)

シャルケのホームスタジアム。6月17日のセルビア対イングランド、6月20日のスペイン対イタリアなど、グループステージで特に注目される試合のいくつかが開催される予定だ。

ドイチェ・バンク・パルク

  • 都市:フランクフルト
  • 収容人数:約4万7000人
  • ホームチーム:アイントラハト・フランクフルト、ドイツ代表(一部試合)

フランクフルトのスタジアムでは、ドイツのグループステージ最終節が開催される。6月24日のスイス戦だ。また、6月21日にはデンマーク対イングランドの一戦も行われる。そのほかにラウンド16の1試合も開催予定だ。

ラインエネルギーシュタディオン

  • 都市:ケルン
  • 収容人数:約4万3000人
  • ホームチーム:FCケルン、ドイツ代表(一部試合)

6月26日にイングランドのグループステージ最終節スロベニア戦が行われるのが、このケルンのスタジアムだ。また、スペイン、イタリア、クロアチアが争うと見られるグループBの首位通過チームのラウンド16の試合も行われる。

レッドブル・アレーナ

  • 都市:ライプツィヒ
  • 収容人数:約4万人
  • ホームチーム:RBライプツィヒ、ドイツ代表(一部試合)

6月22日のグループD第2節、オランダ対フランスの一戦が行われるスタジアムだ。そのグループDを首位通過したチームは、7月3日のラウンド16もこの会場で戦う。

メルクール・シュピール・アレーナ

  • 都市:デュッセルドルフ
  • 収容人数:約4万7000人
  • ホームチーム:フォルトゥナ・デュッセルドルフ、ドイツ代表(一部試合)

グループステージのフランスやスペインの試合が開催されるスタジアム。イングランドがグループ首位通過し、さらにラウンド16も突破した場合、7月7日の準々決勝を戦う会場となる。

※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。
翻訳:坂東実藍
編集:スポーティングニュース日本版編集部