三笘薫所属のブライトンがヨーロッパリーグへ 欧州カップ戦出場は何回目?

2023-05-25
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Getty Images

序盤戦でグレアム・ポッター前監督を失ったにもかかわらず、2022-2023シーズンのブライトンはプレミアリーグで素晴らしい出来だった。6位以内を確定させ、欧州カップ戦出場権を獲得している。

ブライトンはプレミアリーグで6位が確定し、2023-2024シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を得た。

イタリア人のロベルト・デ・ゼルビ監督率いるブライトンは、シーズンの大半でリーグ上位につけてきた。その中でより有力とされるチームたちも下しており、終盤戦には敵地エミレーツ・スタジアムでアーセナルに3-0と勝利。ガナーズ(アーセナル)の優勝の望みを絶っている。

2011年にイングランドの3部リーグを戦っていたブライトンにとっては、素晴らしい躍進だ。そしてこれから彼らはさらにヨーロッパの舞台にも進出する。

ブライトンが欧州カップ戦に出場したことはある?

1901年のクラブ創設以来、ブライトンがヨーロッパの大会に出場したことはない

これまでのブライトンはイングランドのトップリーグで戦うのにも苦労し、最近では2011年に3部リーグで戦っていた。

プレミアリーグでは、4位以内に入ったチームが翌シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権、5位のチームがEL出場権を獲得する。

2023年のFAカップ覇者も2023-24シーズンのEL出場が確定。一方、カラバオカップ(リーグカップ)優勝チームは、カンファレンスリーグ(ECL)の予選プレイオフを戦う。

だが、2022-23シーズンはカラバオカップでマンチェスター・ユナイテッドが優勝。FAカップはユナイテッドとマンチェスター・シティが決勝に進んだ。いずれもプレミアリーグですでに欧州カップ戦出場権を獲得しており、リーグの次の最上位チームに欧州カップ戦出場権が与えられる。

今季のリーグでその6位となったため、ブライトンはEL出場が決まった。一方、7位のチームがECL予選プレイオフに出場する。

2022-2023シーズンのブライトンはどうやって欧州への切符を獲得した?

ブライトンは5月21日に欧州カップ戦出場が決定。そして5月24日にELに出場することが決まった。ブライトンが欧州の舞台に立つのは初めてのことだ。

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デ・ゼルビ監督のチームは2022-23シーズンのプレミアリーグで6位となり、EL出場権を獲得した。

ニューカッスルやユナイテッドのつまずきもあり、一時はブライトンがCL出場権を獲得する可能性もあると考えられていた。だが、CLには及ばなかった。

EL出場が決まり、デ・ゼルビ監督は「我々はELで戦うにふさわしい」と話している。

デ・ゼルビ監督とオーナーのトニー・ブルームは、すでに来季のスカッドの向上に向けた計画を立てている。

プレミアリーグでブライトン史上最高のシーズン

2022-23シーズンのブライトンは、ポッター政権の2021-2022シーズンを上回り、プレミアリーグでクラブ史上最高のシーズンとした。

2021-22シーズンのブライトンはリーグ戦で11試合しか負けておらず、勝ち点51で9位フィニッシュだった。

だが、2022-23シーズンのブライトンは勝利数や勝ち点、順位で前年度を上回っている。

ブライトンが優勝したことはある?

10年以上にわたってトロフィーを手にしていないブライトンだが、かつて優勝した経験を持つ。

最初の栄冠は1909-1910シーズン。同じ年にサザンリーグとFAチャリティーシールドを制した。

直近では2010-2011シーズンに、3部のリーグ1で優勝している。

ブライトンがプレミアリーグやファーストディビジョン、チャンピオンシップやセカンドディビジョン、FAカップ、リーグカップで優勝したことはない。

ブライトンの獲得タイトル

  • サードディビジョンサウス/リーグ1: 1957–58シーズン、2001–02シーズン、2010–11シーズン
  • フォースディビジョン/サードディビジョン: 1964–65シーズン、2000–01シーズン
  • サザンリーグ: 1909-10シーズン
  • FAチャリティーシールド: 1910年

原文:Have Brighton ever played in Europe? Seagulls qualify for Europa League, soaring to Premier League Top 6(抄訳)
翻訳:スポーティングニュース日本版編集部