日本代表がFIFAワールドカップ・カタール2022のノックアウトステージ(決勝トーナメント)進出を決めた12月1日(日本時間2日)のスペイン戦では、三笘薫と田中碧が生んだ決勝点を巡る判定が議論を呼んだ。
後半に入って堂安律のゴールで同点に追いついた日本は、3分後に三笘の折り返しを田中が押し込んで逆転。2-1で勝利し、グループEの首位でベスト16に駒を進めた。
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当初、田中の得点は審判団から認められなかった。三笘が折り返す前に、ボールがゴールラインを割っていたという判定だ。だが、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の検証の結果、インプレーだったとして判定が覆り、日本のゴールが認められている。
ボールがラインを越えているように見える映像もあり、このジャッジは物議を醸した。しかし、英紙『METRO』によると、元プレミアリーグ主審のピーター・ウォルトン氏は、『ITV』で「ボールの一部がラインを越えたらアウトという誤解があるが、ボールのカーブの部分なので明らかに違う」と話した。
「VARは明確にボールがピッチの外に出たと主審に示せる証拠を求めていたが、我々が見ている限りではそれがなかったということだ」
また、やはりプレミアリーグでかつて笛を吹いたマイク・ディーン氏は、『beIN Sport』である映像を示し、「ボールと白線の間にまったく緑の芝が見えない」と述べている。
「私は正しい判定だったと思う。彼らはテクノロジーを使ったはずであり、正しく判断したはずだ」
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