元サッカー日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏は、FIFAワールドカップ・カタール2022のグループステージ初戦(E組)でドイツ代表に逆転勝利できたのは、日本のサッカーが成長してきたからとみているようだ。
ミランやユヴェントス、インテルといったイタリアの多くの名門クラブで指揮を執り、セリエA優勝も果たしたザッケローニ氏は、2010年から4年にわたって日本代表を指揮。アジアカップや東アジアカップを制したが、2014年のブラジル・ワールドカップではグループステージ敗退に終わった。
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「すべては彼らの成功」「唯一の問題は…」
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、日本代表のドイツ戦勝利に自身の影響を感じるか問われると、ザッケローニ氏は「すべては彼らの成功だ」と称賛。これまでの日本は自信を欠くことがあったと指摘しつつ、現在の代表は「もっと自分たちに確信を持っているようだね」と賛辞を寄せている。
欧州の強豪をワールドカップで打ち破るという歴史的偉業を成し遂げた日本は、さらに躍進できるのか。ザッケローニ氏は、日本には技術やスピード、耐久力、献身性といった長所があり、「彼らと対戦するのは(どのチームにとっても)簡単じゃない」と評価した。
そのうえで、ザッケローニ氏は「パーソナリティー(個性)のレベルが上がれば、高いレベルで競うことができる」と、すべては自信を保てるかにかかっているとの見解を示した。
「唯一の問題は、彼らが自分たちの力を自覚できるかどうかだ」
日本は11月27日、グループステージ第2節でコスタリカと対戦する。
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