11月20日から中東・カタールでサッカーのワールドカップ(FIFA W杯2022)が行われる。ここでは、日本代表の一員として世界に挑む選手たちのプロフィールを紹介する。
山根視来はどんな選手?
名前:山根視来(やまね みき)
生年月日:1993年12月22日
年齢:28歳
身長:178cm
出身地:神奈川県横浜市
ポジション:DF
所属クラブ:川崎フロンターレ
山根視来は豊富な運動量と絶妙のタイミングでの攻撃参加が武器の右サイドバックだ。また守備では対人の粘り強さを見せ、川崎フロンターレの右サイドを支えている。2021年3月、27歳で日本代表デビューと、近年のサッカー界では遅咲きの部類に入る。アジア最終予選での活躍などから、カタールW杯代表の座を掴んだ。
神奈川県出身の山根は、東京ヴェルディのアカデミーに所属していた。だがジュニアユースからユースへの昇格は叶わず、ウィザス高等学校に進学。桐蔭横浜大学を経て、2016シーズンに湘南ベルマーレに加入した。
1年目はリーグ戦出場0試合に終わり、チームもJ2リーグ降格を喫している。それでも2年目の2017シーズンは37試合に出場し、チームのJ1リーグ昇格に貢献。2018シーズンは32試合、2019シーズンは31試合出場とJ1でも出場機会を得てチームの主力を担うと、2020シーズンにJ1屈指の強豪・川崎フロンターレに移籍する。
川崎Fでもレギュラーを掴むと、2020、2021シーズンのJ1連覇に貢献。2022シーズン、チームは2位に終わったが、自身は3年連続でベストイレブンに選出された。現在、JリーグNo.1サイドバックと言っても過言ではない評価を得ている。
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今シーズンの活躍
2022シーズンの山根は、3連覇を狙う川崎F不動の右サイドバックとして活躍した。32試合に出場、うち先発出場は31試合。持ち味である積極的な攻撃参加から3ゴール4アシストを記録するなど、チームに欠かせない存在となっている。
2021年3月に行われた韓国代表との国際親善試合で代表デビューし、いきなり初ゴールをマーク。その後も代表に定着し、W杯アジア最終予選には6試合に出場している。2022年3月、W杯出場権獲得が決まったオーストラリア代表とのアウェイゲームでも先発出場。同試合では三笘薫の決勝ゴールをお膳立てし、重要なゲームで存在感を発揮した。代表でも持ち前の攻撃力を発揮しており、三笘や守田英正ら川崎F勢とのコンビネーションにも期待がかかる。
海外での評価
3シーズン連続でJ1リーグのベストイレブンを獲得し、国内屈指の右サイドバックに成長した山根。2022年12月で29歳と若くはないものの、選手として最も脂がのる年齢に差し掛かっている。W杯での活躍次第では、即戦力を必要としているクラブを中心に、海外移籍もあり得るだろう。
カタールW杯 大会展望&注目国の戦力分析
大会展望|日本|ブラジル|フランス|ドイツ|スペイン|コスタリカ|イングランド|オランダ|クロアチア|ベルギー|韓国|カナダ
日本代表 選手名鑑
浅野拓磨|板倉滉|伊東純也|伊藤洋輝|上田綺世|遠藤航|鎌田大地|川島永嗣|久保建英|権田修一|酒井宏樹|柴崎岳|シュミット・ダニエル|相馬勇紀|田中碧|谷口彰悟|堂安律|冨安健洋|長友佑都|前田大然|町野修斗|三笘薫|南野拓実|守田英正|吉田麻也|山根視来
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