「アジア大陸全体が感謝すべき」「真に競える国に成長」 サッカー日本代表の活躍を海外メディアが称賛|カタールW杯

2022-12-12
読了時間 約2分
Getty Images

FIFAワールドカップ・カタール2022で欧州の強豪ドイツとスペインを破ってグループステージを首位で突破し、2大会連続となるノックアウトステージ(決勝トーナメント)進出を果たしたサッカー日本代表の活躍を、同じアジア大陸の国という立場からインドのメディアが称賛している。

インドの経済メディア『moneycontrol』は、「日本の森保一監督がファンの前でお辞儀をし、応援に感謝したとき、逆であるべきと感じた。実際、再びアジアが世界の強豪と競う夢を見させてくれた彼と彼の選手たちに、日本だけでなくアジア大陸全体が感謝すべきだ」と、日本の戦いぶりがアジア全体を後押しすると評した。

▶全問正解できたら本物のファン。サッカーにまつわるクイズに挑戦しよう

「日本は世界最高級の2チームに勝ち、前回大会のファイナリストを脅かした。それだけでなく、アジアのチームが世界のサッカーの中で本来あるべき場所からそう離れていないということを示した。(もっと上に行くには)さらに何大会か必要かもしれないが、日本が描いてきた青写真はこれまでのところ成功している」

同メディアは日本がワールドカップ優勝のために「100年のビジョンを掲げた」とし、「すでに持っていたスピードとアジリティー(敏捷性)に、さらに多くの要素を加えていった」と報じている。

「日本は細部や物事の習得のための構造にこだわる国だけあって、サッカーのシステムにも技術とフィジカルさを加えようとした。プレスを仕掛ける現代的なアプローチで欧州のチームが向かってくるなか、タイトなスペースでボールをコントロールできなければ、戦術は意味をなさない。ワールドカップでの日本の戦いぶりはその証だ。彼らはボールを望み、攻めることを望んだ。何かを起こそうとしたのだ」

関連記事:本誌米国人記者も感銘…日本代表のカタールでの戦いは観る者を魅了した

さらに、多くの選手が欧州リーグでプレーするようになったことも大きいとし、メンタリティーの変化を指摘している。

「元王者や前回のファイナリストを相手に、引いてカウンターからの得点を狙うのは簡単だ。だが、日本のメンタリティーは、アンダードッグ(負け犬、格下)から真に競える国に成長した。彼らは試合をあきらめない。欧州の強豪に気後れしない。そしてベスト8進出に迫った」

Scroll to Continue with Content

同メディアはそんな日本のサッカーをアジアのお手本であると称賛している。

「サッカーのようにグローバルなスポーツでは、ひとつの国のパフォーマンスが大陸全体を刺激することがある。そして、日本ほど優れたテンプレート(定型)はない」

関連記事:ワールドカップ2022 決勝トーナメント 日程・結果・放送局情報まとめ


大会展望&注目国の戦力分析

大会展望日本ブラジルフランススペインイングランドオランダクロアチア

日本代表 選手名鑑

浅野拓磨板倉滉伊東純也伊藤洋輝上田綺世遠藤航鎌田大地川島永嗣久保建英権田修一酒井宏樹柴崎岳シュミット・ダニエル相馬勇紀田中碧谷口彰悟堂安律冨安健洋長友佑都前田大然町野修斗三笘薫南野拓実守田英正吉田麻也山根視来


ファンへの挑戦状:サッカーにまつわる難問クイズ

W杯における日本代表の最高成績は? W杯で最も多くのゴールを決めた選手は?

サッカー好きにしかわからない、究極のクイズに挑戦しよう! 問題は全部で10問。あなたはいくつ正解できる?

クイズに挑戦する


【関連記事】

▶DAZNのハイライトやデイリーレビューでカタールW杯を手早くチェック!