ラグビーワールドカップ歴代優勝国一覧・最多優勝回数ランキング

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2025-05-17
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Getty

ラグビーワールドカップは、男子ラグビーにおける世界最高の国別対抗戦だ。

ここでは、4年に一度開催されるラグビーワールドカップの歴代優勝国、最多優勝回数ランキング、大会の歴史などについてまとめる。

ラグビーW杯歴代優勝国一覧

開催年 開催国 優勝 準優勝 3位 4位
1 1987 オーストラリア
ニュージーランド
ニュージーランド フランス ウェールズ オーストラリア
2 1991 イングランド
フランス
アイルランド
スコットランド
ウェールズ
オーストラリア イングランド ニュージーランド スコットランド
3 1995 南アフリカ 南アフリカ ニュージーランド フランス イングランド
4 1999 ウェールズ オーストラリア フランス 南アフリカ ニュージーランド
5 2003 オーストラリア イングランド オーストラリア ニュージーランド フランス
6 2007 フランス 南アフリカ イングランド アルゼンチン フランス
7 2011 ニュージーランド ニュージーランド フランス オーストラリア ウェールズ
8 2015 イングランド ニュージーランド オーストラリア 南アフリカ アルゼンチン
9 2019 日本 南アフリカ イングランド ニュージーランド ウェールズ
10 2023 フランス 南アフリカ ニュージーランド イングランド アルゼンチン
11 2027 オーストラリア

ラグビーW杯最多優勝国ランキング

  • 1位:南アフリカ 4回(1995、2007、2019、2023)
  • 2位 :ニュージーランド 3回(1987、2011、2015)
  • 3位:オーストラリア 2回(1991、1999)
  • 4位:イングランド 1回(2003)

ラグビーW杯の歴史

ラグビーワールドカップの歴史は比較的浅く、第1回大会は1987年にニュージーランドとオーストラリアの共同開催で行われた。初代王者に輝いたのは、ニュージーランド。『オールブラックス』の愛称で親しまれる同国はその後、自国開催した第7回大会の2011年に続き2015年も頂点まで駆け上がり、史上初の連覇を飾った。

2023年までの10大会のうち、勝者に贈られるウェブ・エリス・カップを手にしたのは『スプリングボクス』こと南アフリカ(2023年大会を制して4回目)、ニュージーランド(3回)、オーストラリア(2回)の南半球勢ばかり。そんな中、南半球独占状態を打ち破り、北半球の国で唯一優勝カップを手にしたのが2003年のイングランドだ。

2027年大会は10月1日から11月13日にかけてオーストラリアで開催されることが決まっている。参加チームは20から24に拡大され、大会のさらなる発展が期待される。

ラグビーW杯における日本代表の歴史

ラグビー日本代表は第1回大会からワールドカップに出場し、第2回大会のジンバブエ戦でW杯初勝利を挙げるもその後は苦戦続きで、5大会連続で未勝利に終わった。

しかし、2015年のイングランド大会では当時世界ランキング3位の南アフリカを破る番狂わせを起こし、世界を驚嘆させた。

そして、自国開催だった2019年、グループリーグを無傷の4連勝で勝ち上がり、初のベスト8進出を果たす。準々決勝では南アフリカに敗れるも、空前のラグビーフィーバーを日本中に巻き起こした。

記念すべき10回目の出場となった2023年フランス大会では、日本は2勝をあげたものの最終戦でアルゼンチンに敗れてプール3位となり、2大会連続のベスト8進出はならなかった。