eスポーツの盛り上がりなどでスポーツファンやスポーツ業界からも注目されるゲーム業界に、この冬、注目の新型モデルが登場する。人気コンソールゲーム(コンシューマーゲーム/家庭用ゲーム機器)『PlayStation 5』(プレイステーション5/プレステ5/PS5)の新型モデルが2023年11月10日(金)に発売されるのだ。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントから10月11日に発表された新型PS5は、発表から1週間後の18日に予約受付が開始された。Amazonや楽天市場などのECモールや各ECサイト及び家電量販店などで予約・購入が可能だ。
2020年11月の発売開始以来、約3年間に全世界で4000万台以上(2023年7月時点)を販売してきた最新ゲーム機の新モデルは、何がアップデートされたのか。また、従来モデル(現行モデル/旧型)と何が違うのか。ここではスポーツファンも必見の、新型PS5の概要、スペック、従来モデルとの違いなどを紹介する。
新型PS5の概要・スペック・従来モデルとの違い
今回発表された新型PS5はマシン自体のスペック部分には変更なく、いわばマイナーチェンジといったところ。新モデルの販売開始に伴い、現在発売中の従来版は在庫がなくなり次第販売終了となる。
新型PS5の主な変更点、従来モデル(現行モデル/旧型)との主な違いは以下のとおりだ。
- 小型軽量化
- SSDの容量UP
- 価格改定
それぞれの特徴を見ていこう。
小型軽量化
新しいモデルのPS5は、従来モデルと比較してサイズで30%以上の小型化、重量でいうとディスクドライブ搭載モデルで18%(約3.2kg)、デジタル・エディションで24%(約2.6kg)の軽量化を実現している。また、デジタル・エディションには今回より、別売りのUltra HD Blu-ray(希望小売価格11,980円)を取り付けることが可能となった。
SSDの容量UP
基本的なスペックは従来モデルと変わっていないが、SSDの容量が825GBから1TBへとアップしている。また、これまではUSB Type-AとUSB Type-Cの組み合わせだった前面のUSBポートが、USB Type-C x 2個に変更、ひとつはこれまで通り10GbpsのSuperSpeed USB、もうひとつはHi-Speed USBとなっている。
価格改定(値上げ)
新モデルの値段は、ディスク付ドライブ搭載モデルが66,980円(税込)、デジタル・エディションが59,980円(税込)となっている。現行モデルと比較すると約6,500円~1万円程度価格がアップしている。
PSシリーズは、サッカー、バスケットボール、ゴルフ、野球など、スポーツゲームのタイトルも充実している。この冬は新型PS5で人気のスポーツゲームをプレイしてみてはいかがだろうか。