パ・リーグ新人王争い、主な候補者の成績は?|プロ野球2024

2024-09-23
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時事通信

プロ野球も終盤戦に入った。盛り上がっているのは優勝、そしてクライマックスシリーズ出場争いだけではない。新人王(最優秀新人)の行方も注目を集めている。ここではパ・リーグにおける主な新人王候補者の成績を紹介する。※9月23日時点

■主な新人王候補者成績

選手名 球団 守備 成績
武内夏暉 西武 投手 20試合 9勝6敗 137.1回 防御率2.29
金村尚真 日本ハム 投手 27試合 6勝5敗 125.2回 防御率2.36
古田島成龍 オリックス 投手 49試合 2勝1敗23ホールド 防御率0.81
古謝樹 楽天 投手 13試合 5勝6敗 71.1回 防御率4.42
山村崇嘉 西武 内野手 58試合 打率.219、2本、23打点、1盗塁
川村友斗 ソフトバンク 外野手 81試合 打率.274、1本、14打点、3盗塁

パ・リーグの新人王争いでは投手の活躍が目立つ。中でも本命と言えるのが、2023年ドラフト1位で西武に入団した武内夏暉だ。シーズン序盤から先発で活躍し、5月には月間MVPを受賞。7月以降は先発ローテーションに定着し、二桁勝利・規定投球回到達を目前にしている。

対抗馬となりそうなのが、日本ハムの2年目・金村尚真だ。シーズン序盤は中継ぎ起用がメインだったが、5月から先発に定着。規定投球回到達にはやや厳しいところにいるが、CS争いを繰り広げるチームに大きく貢献している。

古田島成龍(オリックス)はドラフト6位入団ながら開幕一軍を掴むと、開幕から22試合連続無失点の新人タイ記録を達成。シーズンを通して一軍のブルペンを支えている。古謝樹(楽天)もシーズン序盤にデビューし、登板間隔を空けながらではあるが、コンスタントに登板している。

野手では高卒4年目の山村崇嘉(西武)が存在感を発揮。今春支配下登録を掴んだ大卒3年目の川村友斗(ソフトバンク)も、随所で良い働きを見せている。

■新人王資格とは?

新人王の資格を有するのは、昨年のドラフト会議で指名された文字通りの新人だけではない。2年目以降でも資格を有する選手は存在する。

新人王の資格は下記の通り

  • 海外のプロ野球リーグに参加した経験がない
  • 支配下選手に初めて登録されてから5年以内
  • 投手として前年までの1軍での登板イニング数が30回以内
  • 打者として前年までの1軍での打席数が60打席以内

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