春夏合わせて12回の甲子園出場を誇り、鈴木誠也（カブス）などを輩出し二松学舎大附高。同校出身のプロ野球選手、2024年度のチームの注目選手、戦績などについて紹介する。
■二松学舎大附高出身のプロ野球選手一覧
※NPBのみ
※ドラフト制（1965年）以降
| 選手名 | 卒業年度 | 球団 | プロ入り年・順位（経歴） |
|---|---|---|---|
| 問矢福雄 | 1969 | ロッテ | 1969年4位 |
| 坂巻明 | 1973 | 日本ハム | 1976年ドラフト外（青山学院大中退） |
| 西尾利春 | 1980 | 阪急 | 1980年4位 |
| 白幡隆宗 | 1980 | 西武 | 1980年ドラフト外 |
| 上地和彦 | 1982 | ヤクルト | 1982年5位 |
| 初芝清 | 1984 | ロッテ | 1988年4位（東芝府中） |
| 小杉陽太 | 2003 | DeNA | 2008年5位（亜細亜大中退、JR東日本） |
| 鈴木誠也 | 2012 | 広島 | 2012年2位 |
| 大江竜聖 | 2016 | 巨人 | 2016年6位 |
| 永井敦士 | 2017 | 広島 | 2017年4位 |
| 秋広優人 | 2020 | 巨人 | 2020年5位 |
| 秋山正雲 | 2021 | ロッテ | 2021年4位 |
| 辻大雅 | 2022 | 広島 | 2022年育成3位 |
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■2024年度二松学舎大附高の注目選手
2021年夏から4季連続で甲子園出場を果たし、2024年の夏の東東京大会でも優勝候補に挙げられる二松学舎大附高。ここでは片井海斗をピックアップ。
片井海斗（かたい・かいと）
175cm95kgの体格から繰り出すパワフルなスイングで、長打を量産する右の大砲。二松学舎大附高では1年春からベンチ入りし、夏の甲子園には背番号15ながら「4番・一塁」で出場。社高との2回戦では本塁打を放つなど、チームの3回戦進出に貢献した。
2年春のセンバツにも出場したが、その後は全国舞台を逃しており、最後の夏に聖地を目指す。2年夏時点で高校通算29本塁打を放っており、プロからも注目を浴びている。
■二松学舎大附高を指導する市原勝人監督について
市原勝人（いちはら・かつひと）
1965年3月4日生まれ。二松学舎大附高3年時に、エースとして春のセンバツ準優勝を経験。卒業後は日本大、NTT信越でプレーした。母校の臨時コーチを経て、1996年の春から監督に就任。春4回、夏5回の甲子園出場に導いた。
これまでに鈴木誠也（カブス）や大江竜聖（巨人）、秋広優人（巨人）らを育てた。
■2024年度二松学舎大附高の公式戦成績（23年秋～）
2023年
秋季東京大会：ベスト8
- 1次予選：蒲田高・駒場高・六郷工科高（10-0）
- 1次予選：帝京高（8-0）
- 1回戦：駒場学園高（15-8）
- 2回戦：日大三高（15-8）
- 3回戦：日大豊山高（4-1）
- 準々決勝：日大二高（3-4）
2024年
春季東京大会：3回戦敗退
- 2回戦：中大杉並高（11-1）
- 3回戦：東京高（1-2）
夏の東東京大会：ベスト4
- 2回戦：雪谷（5-4）
- 3回戦：岩倉（9-5）
- 4回戦：東京成徳大（6-3）
- 5回戦：駿台学園（8-2）
- 準々決勝：東亜学園（8-5）
- 準決勝：関東第一（1-6）