2年連続の6位、3年連続のBクラスに低迷する中日ドラゴンズ。就任3年目を迎える立浪和義監督にとっても勝負のシーズンとなる。野手では中田翔や中島宏之らを獲得したものの、投手では目立った補強はなかった。
先発投手候補としては柳裕也、小笠原慎之介の左右の二枚看板に、涌井秀章、ウンベルト・メヒアらが開幕ローテーション入りをほぼ手中にしている。さらに手術からの復活を目指す大野雄大や髙橋宏斗、根尾昂、仲地礼亜らが枠を狙う。そんな中日の今週の先発ローテーションを予想する。
注目記事:大谷翔平の最新成績&ランキングまとめ(外部配信)
中日の先発投手予想カレンダー
日付 | 先発 | 相手 |
---|---|---|
9/25(水) | ー | ー |
9/26(木) | ー | ー |
9/27(金) | 髙橋宏斗 | 巨人 |
9/28(土) | ー | ー |
9/29(日) | 福谷浩司 | 広島 |
9/30(月) | ー | ー |
10/1(火) | ー | ー |
中日の主な先発投手
開幕投手を務めるのは8年目の右腕・柳裕也。昨季は24試合で4勝11敗と大きく負け越したが、3年連続で規定投球回をクリアし、防御率2.44と好投した。今季は2021年以来の二桁勝利を狙い、名実ともにエースの座を掴み取りたい。
小笠原慎之介は左のエース格。昨季は3年連続で規定投球回をクリアしたものの、25試合で7勝12敗と負け越し、防御率3.59も満足のいく数字ではなかった。9年目の今季も先発ローテーションを守り抜き、タイトル争いに絡む活躍を見せたい。
プロ20年目を迎える涌井秀章は、中日では2年目のシーズンとなる。昨季は21試合で5勝13敗、防御率3.97と負け越したものの、ローテーションを支える働きを見せた。ベテランらしい投球術で4年ぶりの二桁勝利を狙えるか。
メヒアは昨季途中の入団ながら、8試合で3勝1敗、防御率2.23の好成績をマークした左腕。開幕からフル回転できる今季は、ローテーションの一角としてチームの勝利に貢献したい。
左肘手術から復活を目指す大野雄大、投手転向3年目の根尾昂、昨季は規定投球回をクリアした2020年ドラフト1位の髙橋宏斗、2022年ドラフト1位の仲地礼亜や梅津晃大、松葉貴大らも先発ローテーションの枠を狙う。