メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太が2月27日(現地時間26日)、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで行われたブルックリン・ネッツ戦で途中出場し、2得点、4リバウンドを記録した。グリズリーズは86-111で敗れている。
渡邊は21分39間の出場で3ポイントショット1本試投を含むフィールドゴール3本中1本成功の2得点(フリースロー試投なし)。そのほか、4リバウンド、1アシストをマークしている。ターンオーバーはなく、パーソナルファウルは1、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-6だった。
オールスターブレイク明け初戦のロサンゼルス・クリッパーズ戦では出場機会がなかった渡邊だが、この日は第1クォーター残り2分42秒、ビンス・ウィリアムズJr.との交代でコートイン。第2Q残り5分47秒にベンチに下がるまで、前半はFG試投1本で1リバウンドを記録する。
後半、渡邊は第3Q残り44.5秒にGG・ジャクソン二世との交代で再登場すると、23点ビハインドでチームがスターターをほとんど休ませた第4Qはフル出場した。
渡邊は残り7分34秒にラマー・スティーブンズの3Pをアシストすると、同4分31秒の3Pは決まらなかったが、同38.5秒にディフェンシブリバウンドを拾ってからそのまま一気にドライブ。豪快にダンクを叩きこんで得点をあげている。
第1Qで今季チーム最少タイの18得点にとどまったグリズリーズは、前半終盤に27点のビハインドを背負う。今季チーム最少の前半40得点にとどまり、FG成功率38.7%で2連敗を喫した。
グリズリーズ(20勝38敗)はスティーブンズが17得点、6リバウンド、ジャレン・ジャクソンJr.が15得点、ルーク・ケナードが11得点、ジェイク・ラレイビアが10得点、5リバウンドを記録している。
一方、連敗を4で止めたネッツは、解任されたジャック・ボーン前ヘッドコーチの後を継ぎ、暫定HCに就任したケビン・オリーにとって3戦目にして初の白星となった。
ネッツ(22勝35敗)はデニス・シュルーダーが18得点、5アシスト、キャム・トーマスが14得点、5アシスト、ドリアン・フィニー・スミスが13得点、9リバウンド、ロニー・ウォーカー四世が13得点、6リバウンド、キャメロン・ジョンソンが12得点、ミケル・ブリッジズが11得点、ニック・クラクストンが10得点、3ブロックをマークしている。
グリズリーズは2月29日午前10時(現地28日)、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。