渡邊雄太「コーナーからの3Pを2本外してしまい、今の自分だったら少なくとも1本は絶対に決めなければいけない」|76ers戦後一問一答(1月26日/現地25日)

2023-01-26
読了時間 約2分
(Getty Images)

ブルックリン・ネッツの渡邊雄太が1月26日(現地25日)にニペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われたフィラデルフィア・76ers戦後にメディアの取材に応じた。

この試合で渡邊は25分12秒間のプレイで3ポイントショット3本中1本成功を含むフィールドゴール7本中4本成功、フリースロー2本中2本成功の11得点を記録したものの、チームは133-137で敗れている

以下、渡邊の試合後の一問一答(すべて日本語での質疑応答。質問は要約)。

▶あなたは何問正解できる? 究極のスポーツクイズに挑戦しよう


コーナーからの3Pを2本外してしまい、今の自分だったら少なくとも1本は絶対に決めなければいけない

――接戦の末に惜しくも敗れたが、様々な形で貢献した。

渡邊:今日は良いプレイも結構できたと思います。出場時間がそれを物語っているのでしょう。ただ、コーナーからの3Pを2本外してしまい、今の自分だったら少なくとも1本は絶対に決めなければいけないところでした。

あとは終盤に変なファウルをしてしまったり、僕のところでオフェンシブリバウンドを取られて3Pに繋がったり、簡単なミスもしてしまってはいました。チームも負けましたし、自分としてはあまり良い気分ではないです。

――とはいえ、オフェンス面では今夜はかなりいろいろなパターンで得点した。

渡邊:今日、タフなショットを打ったのはおそらく1本くらいですかね。あとは基本的にワイドオープンのところをチームメイトが見つけてくれて、という形だったと思うので、そういう決めるべきショットはしっかり決めていかなきゃいけません。あのコーナーの3Pショットは自分のリズムでしたし、やはり決めきらなきゃいけないショットだったと思っています。

――終盤はカイリー・アービングからのパスを受けてのアリウープや、最終盤のレイアップなど追い上げに一役買った。

渡邊:3Pが来てない時でも、簡単なレイアップやダンクでチームを勢いづけるのは大事だと思います。特にゾーンディフェンスしている時には自分が先頭にいるので、チームメイトがリバウンドをとってくれたら走りやすいですし、相手にターンオーバーを犯させて、そこから自分が先頭を走っていけます。(アリウープは)良いリズムでディフェンスからオフェンスへ、というプレイができたかなと思います。

――第4クォーターには良いパスを出し、セス・カリーの3Pをアシストしたシーンもあった。

渡邊:結果的には良いパスになりましたし、特に今日はセスが当たっていたので、あれは悪いプレイでは全然なかったんでしょう。ただ、自分でも打てた場面ではありました。その前、2本外しているっていうのがあったからかもしれません。振り返れば、あの2本を決めていたら、おそらく自分で打っていたショットなのかなとも思います。

Scroll to Continue with Content

ディフェンスの部分ではよく足は動いたかなと

――ディフェンスでは様々な選手をガードし、なかでもタイリース・マクシーのショットをブロックしたシーンは目立った。

渡邊:今日の彼は3Pもすごく当たっていて、しかもドライブが相当速い選手です。だから、かなりつき辛いんですけど、まずは3Pを打たせないようにして、ドライブをさせて、それでもしっかりついていって最後にブロックを合わせられたっていうのは、足が動いていたからかなと思います。ディフェンスの部分ではよく足は動いたかなと思います。

――76ersは西海岸遠征で5連勝と現在絶好調なチーム。その相手とアウェイで対戦し、ケビン・デュラント抜きでもこれだけ大接戦を演じた。負けはしてもそれなりの手応えは感じるものなのか。

渡邊:これが最低限やらなければいけないことだという気持ちもあります。相手の調子が良くて、KDがいないからといっても、完敗を喫したり、大差をつけられて負けるほどウチは弱くないですし、今日も勝ち切れる場面はありました。

終盤の(ジェームズ・)ハーデンの2本の3Pは効きましたが、それでも勝つためのことはやれていたと思います。細かい部分で徹底しきれなかったことが今日の敗因になりました。ウチはどのチームが相手でも勝てますし、接戦したからといって満足している選手はいないと思います。

もちろん(76ersは)めちゃくちゃ良いチームですし、ここはすごいタフなアリーナですけど、それでも勝ちきれた試合かなと思っています。

――76ersとはプレイオフでの対戦もありそうだが、そういう気持ちは頭にあるか。

渡邊:プレイオフで勝ち上がっていくには、ああいうチームに勝てるかどうかというところになってくるのでしょう。ユタ(でのジャズ戦)、ゴールデンステイト(でのウォリアーズ戦)でもアウェイで勝ちきったっていうのは自分たちにとって力になりました。

逆に今日、勝てなかったっていうのは反省点として残ってきます。また明日も試合はあるので、しっかりと今日の反省を生かし、良い試合をやっていけたらと思います。

――西海岸の遠征が終わり、今日、明日は連戦と厳しい日程が続くが、コンディションは問題ないか。

渡邊:今日は第3Qの途中から入り、第4Qはフルに出ました。ここ最近、プレイタイムは減っていたので、疲れもないですし、故障も特にないです。やっている最中は必死で、疲れも忘れている感じでした。明日、また試合があるので、なるべく疲れを残さずに今日はしっかり寝て、しっかり食べて、明日に備えられたらと思います。

取材・一問一答構成:杉浦大介


ネッツは次戦、1月27日午前9時30分(現地25日)にニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターでデトロイト・ピストンズと対戦する。

▶スポーツ観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう