NBAの最年少優勝コーチは？セルティックスのマズーラHCは歴代何位の若さに？

(NBAE via Getty Images)

NBA優勝を果たしたチームの大半で、ヘッドコーチは各選手より年上であり、指揮官としての経験が豊富だった。

ボストン・セルティックスのジョー・マズーラHCは、そのいずれにも当てはまらない。

マズーラHCはフルシーズン1年目にしてセルティックスをNBAファイナルの舞台に導き、優勝を達成した。セルティックスはロサンゼルス・レイカーズを引き離し、最多優勝記録の単独トップに浮上している。一方、マズーラHC個人はコーチの最年少優勝記録で歴代上位となった。

『スポーティングニュース』では、最年少優勝コーチの記録をまとめる。

最年少でNBA優勝を飾ったヘッドコーチは？

最年少記録を持つのは、ハリー・"バディ"・ジャネットだ。まだ『Basketball Association of America』（BAA）だった1948年、選手兼コーチとしてボルチモア・ブレッツで優勝した。

1950年に「NBA」となってからの最年少優勝コーチはジョン・クンドラだ。1949年の初優勝時は32歳。「NBA」となった1950年当時は33歳だった。

選手兼コーチを含め、マズーラHCは史上6位の若さでの優勝コーチとなった。

マズーラHCは35歳。6月30日で36歳になる。

セルティックスにはマズーラHCよりも年上の選手がいる。6月に38歳となったセンターのアル・ホーフォードだ。レブロン・ジェームズなど、現在のNBAには37歳超の選手が5人おり、ホーフォードもそのひとりである。