10月18日(日本時間19日)にニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われたWNBAファイナル2023第4戦、ラスベガス・エイセズ対ニューヨーク・リバティーの一戦は、70-69でエイセズが勝利し、昨季に続く連覇を果たした。
エイセズはタイスコアで迎えた残り2分25秒からの約1分間で、ジャッキー・ヤングの4得点とエイジャ・ウィルソンのターンアラウンドジャンパーで連続6得点。だが、コートニー・バンダースルートの3ポイントショットとサブリナ・ヨネスクのジャンプショットで残り41.7秒までに1点差とされる。
さらに残り16秒、エイセズはウィルソンのショットがブリアナ・スチュワートにブロックされ、リバティーにポゼッションを許す。だが、最後はバンダースルートのコーナーからのショットが外れ、エイセズがWNBAで21年ぶりとなる連覇を飾った。
WNBAでの連覇はヒューストン・コメッツ(1997~2000年)、ロサンゼルス・スパークス(2001~02年)に続く3チーム目となる。
第3戦で負傷した昨年のファイナルMVPチェルシー・グレイやキア・ストークスを欠いていたエイセズは、ウィルソンが24得点、16リバウンド、ヤングが16得点、7アシストを記録。ウィルソンはファイナルMVPに選ばれた。
一方、リバティーはバンダースルートが19得点、7リバウンド、6アシスト、Betnijah Laneyが15得点、スチュワートが10得点、14リバウンド、5アシストをマークしている。