ウェスタン・カンファレンス・ファイナル第1戦でデンバー・ナゲッツに大半をコントロールされながらも、ロサンゼルス・レイカーズは終盤を面白くさせることができた。ダービン・ハム・ヘッドコーチは次に、5月19日(現地時間18日)の第2戦でのラインナップ変更を考えていると報じられている。
その変更とは、八村塁をスターティングラインナップに含めるというものだ。
八村塁は第2戦で先発出場するのか
『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ記者によると、ハムHCはナゲッツとの第2戦で八村の先発起用を「考えている」という。
同記者は、八村の先発起用はハムHCが「手の内に隠していた」決断ともつけ加えた。
八村が誰に代わってスターティングラインナップに入るのかは不明だ。NBAプレイオフ2023の大半の試合でレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスと一緒に先発出場してきたのは、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、ジャレット・バンダービルト。だが、ナゲッツとの第1戦でハムHCはバンダービルトではなくデニス・シュルーダーを先発に起用した。
八村はレイカーズに加入してからレギュラーシーズンの33試合に出場しており、そのうち先発出場は9試合だった。スターターとしての成績は、平均11.2得点、5.9リバウンド、フィールドゴール成功率46.9%、3ポイントショット成功率40.0%、フリースロー成功率63.0%となっている。
なぜレイカーズは第2戦で八村塁を先発起用するのか
第1戦で八村は攻守両面で良いプレイをした。
途中出場からFG11本中8本成功で17得点をあげた攻撃だけではない。八村は後半にニコラ・ヨキッチのマークも務めた。サイズアドバンテージはヨキッチにあるが、八村が彼を守ることで、デイビスが守備でもっと自由に動けるようになったのだ。
八村はヨキッチをうまく守った。マッチアップデータによると、八村がマークした時のヨキッチはFG3本中1本成功の6得点。ターンオーバーが3つあった。
八村がヨキッチを守ることが、レイカーズにとってゲームチェンジャーとなり得る理由はこちらから。