ゴールデンステイト・ウォリアーズは8月29日(日本時間30日)、NBA優勝4回、MVP受賞2回のステフィン・カリーと延長契約を結んだことを発表した。リーグの現行の労使協定において、カリーは2026-2027シーズンまでの1年の延長契約を結ぶことが可能だった。
注目記事:井上尚弥 vs TJ・ドヘニー|見どころ・勝敗予想オッズ(外部配信)
36歳のカリーは2023-2024シーズンの74試合に出場(全試合先発)。平均32.7分間のプレイで26.4得点、5.1アシスト、4.5リバウンドを記録し、10回目のオールスター選出とオールNBAチーム選出を果たした。
また、カリーはクラッチタイムでの得点(189)、3ポイントショット成功(32)、フィールドゴール成功(59)でリーグ最多を記録。2023-24シーズンの年間最優秀クラッチ選手賞を受賞している。3PはNBA単一シーズン史上3位となる357本成功で、自身8回目となるリーグ最多をマーク。成功率は40.8%を記録した。
注目記事:大谷翔平の最新成績&ランキングまとめ(外部配信)
カリーは球団記録となる15シーズンで通算956試合に出場(先発950試合)。平均34.2分間のプレイで24.8得点、6.4アシスト、4.7リバウンド、1.54スティールを記録している。NBA創設75周年記念チームに選ばれており、レギュラーシーズンの通算3P成功3747本はNBA歴代最多。成功率は42.6%を記録している。通算得点(23,668)、アシスト(6,119)、スティール(1,473)、出場試合(956)は球団最多の数字だ。
カリーはウォリアーズを4回のNBA優勝(2015、2017、2018、2022)に導き、2022年はNBAファイナルMVPを受賞。NBAファイナルには2015~19年と2022年の計6回進出している。プレイオフ進出は9回(2013~19年、2022-2023シーズン)。チームは2015-2016シーズンにNBA記録となる73勝をあげた。また、カリーは2014-2015シーズンと2015-16シーズンに2年連続でMVPを受賞しており、2015-16シーズンは過去唯一となる満場一致での選出だった。
この夏、カリーはチームUSA(アメリカ代表)の一員としてパリオリンピック2024に出場。6試合で平均23.3分間プレイし、14.8得点、3.2リバウンド、2.5アシストを記録して、自身初となる金メダルを獲得した。NBA優勝4回&MVP受賞2回&オリンピック金メダル獲得は、NBAの歴史でレブロン・ジェームズ、マジック・ジョンソン、マイケル・ジョーダン、ビル・ラッセルに続く史上5人目だ。