トンプソン「調子の悪い試合が1試合あっても問題ない。ステフが持ち直すのはわかっている」|NBAファイナル2022

2022-06-14
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NBA Entertainment

6月13日(日本時間14日)、チェイス・センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)で行われたNBAファイナル2022のボストン・セルティックス対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第5戦は、104-94でウォリアーズが勝利し、シリーズを3勝2敗として優勝に王手をかけた。

ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、3ポイントショット11本中5本成功を含む、フィールドゴール14本中7本成功(50.0%)の21得点、3リバウンド、2アシスト、2スティールで勝利に貢献。また、NBAファイナルにおける通算3ポイントショット成功数を100本の大台に乗せ、レブロン・ジェームズを抜いて歴代2位に浮上した。

試合後、トンプソンが報道陣の質疑に応じている。

――この8年間の経験を踏まえ、もうひとつの優勝に近づいたことをどう感じるか?

正直に言って良い気分だよ。でも、2016年の経験があるからね、その時は勇み足だったかもしれないけど。でも、だから気分は良いけど、まだ何も達成していないから、何も変わらない。みんなボストンに行って、16日(同17日)に素晴らしい試合をしたくて仕方がないんだ。

――最初からここにいる者として、何年も前にあなたたちが確立したスタイルのバスケットボールを他の選手たちがプレイしているのを見るのはどんな気分?

ああ、それは特別だよ。このリーグで成功する最大のカギのひとつが、賛同を得ることなんだ。今夜のアンドリューのプレイについては、他の選手の上から彼がダンクしたときは最高に興奮したね。あれでチーム全体やファンが盛り上がるんだ。ジョーダン・プールは今夜もクラッチプレイをしたし、ギャリー・ペイトン二世もそう。数え上げればきりがないほど、ロスター全員が貢献してくれた。

――あなたとステフ(ステフィン・カリー)、ドレイモンド(グリーン)のトリオは現在、ティム・ダンカンとマヌ(ジノビリ)トニー・パーカーのトリオよりも、ファイナルでの勝利が1勝多いが、このスタッツにはどんな意味があるか?

その3人は史上最高の選手たちだ。彼らは、僕の人生でずっと、僕の子供時代にずっとプレイしていた気がしている。そんな彼らと肩を並べられるなんて身が引き締まる思いだよ。あと1勝しない限りそれもあまり意味はないだろうけど、もう1勝できれば、僕らのレガシーに加わる意味のあるスタッツになるだろうね。

――第4戦のような活躍をするステフをどんな気持ちで見ているのかという質問をよくするのだが、滅多にないようなタフな試合のときはどんな感じなのか?

ステフは今までで一番ショットがうまい選手だ。それに、会場にいる人たちは、ファンやTVで見ているも含めてみんな、彼の指先からボールが離れたら入ると信じている。だから、僕らがステフについてストレスや不安を感じることはないよ。彼はこれまでとても多くのことを成し遂げて、このフランチャイズを考えられなかった所にまで押し上げてきたんだ。調子の悪い試合が1試合あっても問題ない。

でも、彼が持ち直すことはわかっているんだ。僕がこれまでに出会った中で最も競争心の強い選手の1人だし、僕みたいに完璧主義者でもあるからね。外したシュートのことを考えるってわかっている。願わくは、16日(同17日)には普段通りになるはずだから、そうなったら怖いよ。

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