FIBAバスケットボールワールドカップ2023に出場するアメリカ代表は8月20日（日本時間21日）、強化試合でドイツ代表と対戦した。
スティーブ・カー・ヘッドコーチ率いるアメリカは、UAE（アラブ首長国連邦）のアブダビのエティハド・アリーナで行われた一戦で、99-91とドイツに勝利。プエルトリコ戦、スロベニア戦、スペイン戦、ギリシャ戦に続き、強化試合で5連勝を飾っている。
アメリカは第1クォーターをタイスコアで終えるも、第2Qに一時二桁点差をつけられるなど、8点を追う展開でハーフタイムを迎える。
後半に入っても、アメリカは1-10のランを許し、最大16点のビハインドを背負う。しかし、タイリース・ハリバートンの3本の3ポイントショットなど、16-3のランで挽回した。
第4Q残り7分を切り、9点差をつけられたアメリカだが、オースティン・リーブス、アンソニー・エドワーズの2本連続、ミケル・ブリッジズと、立て続けの3Pで逆転。エドワーズの10得点を含む連続18得点で一気に試合をひっくり返し、強化試合5戦全勝を飾っている。
アメリカはエドワーズが34得点、6リバウンド、2ブロック、ハリバートンとリーブスがベンチスタートから各16得点、ジャレン・ジャクソンJr.が7得点、8リバウンド、6ブロックを記録した。
一方、リバウンドで55-42とアメリカを上回り、6選手が二桁得点をあげたドイツは、フランツ・バグナーが17得点、10リバウンド、デニス・シュルーダーが16得点、10アシスト、ダニエル・タイスが13リバウンドをマークしている。
強化試合を全勝で終えたアメリカは、8月26日にグループフェーズ初戦でグループCのニュージーランドと対戦する。25日に開幕するFIBAワールドカップ2023のアメリカ代表メンバーや日程はこちら。