NBAは5月6日(日本時間7日)、サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが、2023-2024シーズンのKia NBAルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)を受賞したことを発表した。
ウェンバンヤマは投票で99の1位票を獲得。2015-2016シーズンのカール・アンソニー・タウンズ以来となる満場一致での選出となった。
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1952-1953シーズンから始まった新人王の歴史で、フランス人選手の受賞は初。スパーズではデイビッド・ロビンソン(1989-1990シーズン)、ティム・ダンカン(1997-1998シーズン)に続き、3人目の受賞となる。
2023-24シーズンのレギュラーシーズンで、ウェンバンヤマは平均得点(21.4)、リバウンド(10.6)、ブロック(3.6)で新人トップを記録。また、平均アシスト(3.9)は4位、スティール(1.2)は2位だった。新人でのブロック王はマヌート・ボル(1985-1986シーズン)以来だ。
また、1973-1974シーズンから集計されているブロックのシーズン合計数でリーグトップだったのも、新人ではボル以来2人目となる。
ウェンバンヤマは平均出場30分未満で20.0得点&10.0リバウンド&3.0ブロック超を記録しており、これは史上初のこと。また、シーズン通算1500得点&700リバウンド&250アシスト&250ブロック、3ポイントショット成功100本超を達成した初の選手にもなった。
原文:Spurs big Victor Wembanyama named 2023-24 Kia NBA Rookie of the Year(抄訳)
翻訳:坂東実藍