3月4日(日本時間5日)、ソーシャルメディアに投稿された動画が騒がれたメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが、少なくとも2試合で「チームから離れる」と発表された。
動画の中でモラントはないとクラブでのパーティー中に武器を手にした様子が映されていた。撮影場所は不明だが、この数時間前にグリズリーズは敵地でデンバー・ナゲッツと試合をしている。モラントは27得点、10アシストを記録。グリズリーズは97-113でナゲッツに敗れた。
4日(同5日)のリリースで、グリズリーズはモラントが少なくとも2試合を欠場すると発表した。
グリズリーズは5日(同6日)にロサンゼルス・クリッパーズ、7日(同8日)にロサンゼルス・レイカーズと、それぞれロードで対戦する。ロサンゼルス遠征後、グリズリーズはホームに戻り、9日(同10日)にゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。
モラントは4日(同5日)に声明で謝罪した。
「昨夜の自分の行動の全責任を負います。失望させてしまったことを、家族、チームメイト、コーチ、ファン、パートナー、メンフィスの街、グリズリーズ球団全体に謝罪します。しばらく時間をかけて助けを借り、ストレスや全般的な自分の幸福へのより良い取り組み方を学びます」
モラントは出場停止処分?
厳密には異なる。リーグからはまだ規律処分を科されておらず、グリズリーズは出場停止に処したとは公式には言っていない。モラントはただ「チームから離れる」だけだ。
だが、モラントは近くNBAから処分を科される可能性に直面している。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は4日(同5日)、リーグがすでに調査を開始したと報じている。その結果次第では、より深刻な事態にモラントは直面するかもしれない。
ESPNのボビー・マークス記者が指摘したように、NBAの選手は「NBA関連の仕事での移動」において、武器を保持することが認められていない。
3日(同4日)にグリズリーズがデンバーで試合をし、5日(同6日)にロサンゼルスで再び試合に臨むことから、動画が撮影された時にモラントが遠征中だった可能性は高い。それはNBAの規則に抵触することとなり、リーグから処分を科される可能性がある。
また、州外の居住者による武器の所持となり、法的な影響もあり得る。
現時点でモラントは9日(同10日)のウォリアーズ戦で試合に復帰する予定だ。だが、もっと長く不在となるかもしれない。
原文:Is Ja Morant suspended? Grizzlies All-Star will be 'away from team' after Instagram gun video(抄訳)