八村塁「彼らがやりたいこと、やりたくないこともわかってた」|サンズ戦後一問一答(12月6日/現地5日)

2023-12-06
読了時間 約2分
(NBA Entertainment)

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、12月6日(現地5日)にホームのクリプトドットコム・アリーナで行われたNBAインシーズン・トーナメント準々決勝のフェニックス・サンズ戦後にメディアの取材に応じた。

この試合でベンチから出場した八村は、21分26秒のプレイで3ポイントショット4本中1本成功を含むフィールドゴール8本中3本成功の7得点、2リバウンド、1アシストをマーク。試合はレイカーズが106-103で勝利している。

以下、八村の試合後の一問一答(前半が英語、後半が日本語での質疑応答。質問は要約)。


あのシュートは彼らしいシュートだった

──怪我からの復帰戦、調子は?

八村:良かったと思います。もっとコンディションを整える必要がありますけれど、前半は良い感じでできて、後半に追い上げられましたけれど、最後はしっかり締めることができました。この勝利が必要だったので、良かったなと思います。

──勝利を決めたオースティン・リーブスのショット、それを打つ彼の自信について。

八村:それこそが、僕らが知っている彼。大きな場面が好きで、そういったときにシュートを打つことを恐れない。僕らは彼を信じていますし、あのシュートは彼らしいシュートだったと思います。

──準決勝と決勝が行われるラスベガスに行けることになって。

八村:今年はもう何度もラスベガスに行きましたけれど、楽しくなると思います。プレシーズンでもプレイしたのと同じアリーナですよね? どういう感じかわかっているし、間違いなくレイカーズファンが多いので、僕らにとっては良いアドバンテージになると思います。最後まで勝ちたいと思います。

──今日はまるでプレイオフのような雰囲気だったが。

八村:昨シーズン(プレイオフで)メンフィス(・グリズリーズ)と試合したときを思い出しました。良いエナジーがあって、チームでの素晴らしい勝利でした。

(以下、日本語での質疑応答)

彼らがやりたいこと、やりたくないこともわかってた

──フェイスマスクをしていることでプレイのしにくさはあるか。

八村:少し暑いので、すごい汗をかきやすいかなっていうのはありますね。

──プレイには影響しなかったですか?

八村:まぁ、汗をもっとかくぐらいですかね。

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──鼻の具合はどうですか?

八村:大丈夫です。

──復帰戦からいきなり激しい試合だった。

八村:そうですね。そのつもりで、この試合からでるようにやっていたので、今日は(結果に)良い影響を与えれたんじゃないかなと思う。次の試合も大事になってくるので、それに向けてしっかりやっていきたいなと思います。

──デビン・ブッカーとケビン・デュラント対策のディフェンスはしっかり練習してきた?

八村:そうですね。チームでも(今季)何回か戦っているので、そのなかで僕らも彼らがやりたいこと、やりたくないこともわかってた。そういうところでは結構良いことできたんじゃないかなと思います。

(インシーズン・トーナメントは)最初、僕も何やってるのかわかんなかったけど、だんだん意図が見えてきた

──トーナメント戦はいつもと違う?

八村:そうですね。結構僕らも気合が入ってます。ファンもそうですけど、チームでも盛り上がってるので、すごい楽しみですね。

──インシーズン・トーナメントの試合はプレイオフのような雰囲気だが。

八村:良いですね。最初、僕も何やってるのかわかんなかったんですけど、だんだん(インシーズン・トーナメントの)意図が見えてきたんで、良い感じでできてるんじゃないかなと思います。

──次の試合、準決勝に向けて。

八村:(準決勝の相手は)ニューオーリンズ(・ペリカンズ)ですか? ザイオン(・ウィリアムソン)もいますし、他にも良いプレイヤーがいるので、明日、またフィルムを見て、チームで勝ちたいなと思います。

──ザイオンとのトーナメント試合というと、大学時代のマウイ・インビテーショナル決勝を思い出すが。

八村:(笑)そうですね。そういうところもあるんですけど、チームもシチュエーションも違うので、僕も自分のやることをやって、チームの勝利に貢献したいと思います。

取材・一問一答構成:宮地陽子


レイカーズは次戦、8日午前11時(現地7日)、ラスベガスのT-Mobileアリーナでペリカンズと対戦する。