八村塁「レイカーズというヒストリーのあるチームの一員なんだと実感」|ネッツ戦後一問一答(1月31日/現地30日)

2023-01-31
読了時間 約2分
(Getty Images)

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が1月31日(現地30日)に敵地のバークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン)で行われたブルックリン・ネッツ戦後にメディアの取材に応じた。

この試合で八村は、27分48秒間のプレイで3ポイントショット2本中1本成功を含むフィールドゴール13本中6本成功の16得点を記録したものの、チームは渡邊雄太を擁するネッツに104-121で敗れている。

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以下、八村の試合後の一問一答。

※前半は英語、後半は日本語での質疑応答。英語部分は翻訳、質問は要約。


2人が出ていなかったので、特にオフェンス面でアグレッシブに攻めるようにした

――最初の2戦ではレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスと一緒にプレイし、今日は彼らが出場しなかったことがどう影響したか。

八村:彼ら2人が出ていなかったので、特にオフェンス面でアグレッシブに攻めるようにしました。自分が望んでいた通りにはならなかったですが、第2クォーター、第3クォーターは良い時間帯がありました。特にディフェンス面では何度か相手をストップし、攻めることができました。彼らがいなくても一丸となってプレイし続け、ディフェンスをすることが勝利の鍵になっていくでしょう。

――(シーズン中の移籍という)大きな変化のなかでコーチ陣からどんな指示を受け、どう適応しているのか。

八村:良い感じですよ。ここまでは素晴らしいです。コーチ陣はもちろん、選手たちも試合中、試合後、練習時も話しかけてくれて、多くのフィルムを見て、プレイやディフェンスのコンセプトなどを学んでいます。おかげで新しいバスケットボールに慣れ、適応するのはより容易になっています。

――レブロンとデイビスがいるのといないのとではどんな違いがあるか。

八村:僕はまだ2、3試合しかプレイしていないので大したことは言えませんが、2人と一緒の時は、彼らがボールを持つことが多く、彼らは良いパサーでもあります。彼らがダブルチームをされることで、フロアを広げてくれるので、僕にとってもイージールックの機会が増えます。もっと一緒にプレイし、学び、慣れていかなければいけません。彼らと一緒にプレイした過去2戦はよかったと思っています。

――プレイオフを目指すチームにトレードされ、チームやチームメイトから切迫感を感じているか。

八村:(加入するまでは)どういうものかはわかりませんでした。ここまでは良い感じです。(レイカーズは)常勝の組織。僕も真剣に捉えていますし、このチームがもっとゲームに勝ち、プレイオフに進み、優勝するのを助けたいです。もっとフィルムを見て、選手について学び、システムがどう動いているかを学ばなければいけません。これまでとはちょっと違い、もっと詳細に集中しなければいけません。

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――チームメイトのなかで誰が適応を助けてくれているか。

八村:みんなですが、なかでも一緒にプレイしたことがあるトロイ(・ブラウンJr.)、TB(トーマス・ブライアント)、ラス(ラッセル・ウェストブルック )ですね。彼らは僕のゲームを理解し、僕も彼らのゲームを理解しているので、話し易いです。彼らもウィザーズからここに来て、同じ経験をしています。だから彼らは僕の今の立ち位置を理解していて、ディフェンス、オフェンスのシステムや、何でも僕に話してくれています。

 ※以下、日本語での質疑応答。

レイカーズっていうヒストリーのあるチームの一員なんだなってことを実感

――レイカーズという名門チームで初めてスターターとしてプレイした。

八村:久しぶりにスターターになったんですけど、最初からアグレッシブに行こうと思っていました。なかなかシューティングでリズムに乗れなかったので、そのぶん他のところで(カバーしようと試み)、ディフェンスもそうですし、イージールックスのところでも得点が取れました。試合の流れとしては中盤は良かったんじゃないかと思うんですけど、出だしと最後がやられてしまったなと思います。

――スターターとしての出場はいつ聞かされたのか。

八村:今日の朝ですね。(気持ちは)普通に「よしやろう」って感じです。

――渡邊雄太選手との対戦の感想と、2人のやりとりがあれば。

八村:彼から僕のジャージーが欲しいって言われたんです。レイカーズっていうヒストリーのあるチームの一員なんだなってことを実感してきています。今日は負けてしまったんですけど、これからチームをいろいろ直して、勝っていけたら良いなと思います。

――レイカーズではどんな役割が求められていると思うか。

八村:オフェンスではもっとアグレッシブにいけと言われています。オフェンスもそうですけど、ディフェンスの部分でももっとアグレッシブにやれって言われています。2ウェイプレイヤーとしてしっかりやらなきゃいけないと思っています。

取材・一問一答構成:杉浦大介


レイカーズは次戦、2月1日午前9時半(現地1月31日)、ニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックスと対戦する。

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