【リポート】イマニュエル・クイックリーがラプターズと5年280億円超の契約へ

2024-06-29
読了時間 約2分
(NBA Entertainment)

トロント・ラプターズはオフシーズン早々にロスター再編成へと動いている。その傾向は6月28日(日本時間29日)も続いた。主力の若手選手のひとりと合意に達したと報じられている。

複数の報道によると、ラプターズはイマニュエル・クイックリーと5年1億7500万ドル(約281億7500万円/1ドル=161円換算)の新契約を結ぶという。ラプターズは2024年になる前に、OG・アヌノビー、マラカイ・フリン、プレシャス・アチューワと引き換えに、ニューヨーク・ニックスとのトレードでクイックリーとRJ・バレットを獲得していた。

クイックリーはラプターズで平均18.6得点、4.8リバウンド、6.8アシスト、フィールドゴール成功率42.2%、3ポイントショット成功率39.5%を記録している。また、ラプターズでは全38試合に先発出場した。これらのことが、ラプターズが制限つきフリーエージェントでの今夏の退団回避に大きく影響しただろう。

複数の報道によると、ラプターズはスコッティ・バーンズとも5年約2億2500万ドル(約362億2500万円)、スーパーマックス契約の条件を満たした場合は2億7000万ドル(約434億7000万円)に達する契約を結ぶという。

こうして、クイックリーとバーンズはラプターズに長期でとどまる見込みとなった。一方で、ラプターズはNBAドラフト2024でも動きを見せたと伝えられている。複数の報道によれば、サクラメント・キングスとのトレードで、デイビオン・ミッチェル、サシャ・ベゼンコフ、ドラフト45位指名(ジャマール・シェッド)と引き換えに、ジェイレン・マクダニエルズを放出した。

ラプターズはバーンズ、バレット、クイックリー、ヤコブ・パートル、グレイディ・ディックを中心にチームをつくり、25勝57敗で2年連続プレイオフ逸失となった2023-2024シーズンからの巻き返しを図ることとなる。

原文:Reports: Immanuel Quickley to sign $175M deal with Raptors(抄訳)
翻訳:坂東実藍