2023-2024シーズンから渡邊雄太が加入するフェニックス・サンズが、来たるシーズンに向けて積極的に動いている。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者と『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が7月16日(日本時間17日)、サンズの複数の動きを報じた。
まず、サンズはキャメロン・ペインをサンアントニオ・スパーズにトレードすることで合意したという。
スパーズ獲得
- キャメロン・ペイン
- 将来の2巡目指名権
- 金銭
サンズ獲得
- 将来の2巡指名権
28歳のポイントガードのペインは、サンズで過ごした過去4シーズンで174試合に出場し、1試合平均9.8得点、4.8アシスト、2.6リバウンドを記録。ペインは2015年のNBAドラフトでオクラホマシティ・サンダーに全体14位で指名されている。
さらに、サンズはオーランド・マジックとの間で、2026年の1巡目指名権交換権利と引き換えに、将来の2巡目指名権を3つ獲得することで合意したとされる。
サンズ獲得
- 2024年の2巡目指名権(DEN経由)
- 2026年の2巡目指名権(DET/ORL/MILの低い方)
- 2028年の2巡目指名権(BOS 40〜60位の場合)
マジック獲得
- 2026年の1巡目指名権交換権利
これらトレードに加え、サンズはフリーエージェントのフォワードのボル・ボルと1年契約で合意したことも報じられている。
ボルは7月4日(同5日)、マジックからウェイブ(保有権放棄)されていた。
ボルは昨シーズン、マジックで70試合(先発33試合)に出場し、1試合平均21.5分のプレイで、9.1得点(フィールドゴール成功率54.6%)、5.8リバウンド、1.0アシスト、1.21ブロックを記録している。