ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが、4月21日(日本時間22日)に行われるインディアナ・ペイサーズとのプレイオフ・ファーストラウンドのシリーズ第1戦を欠場するようだ。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じたところによると、バックスはアデトクンボ不在でシリーズ開幕を迎える準備をしているとのこと。ただ、ファーストラウンドの間にアデトクンボが復帰することを願っている。
アデトクンボはバックスが104-91で勝利した4月9日(日本時間10日)のボストン・セルティックス戦で負傷。翌日、チームはアデトクンボがレギュラーシーズン最後の3試合を欠場すると発表した(バックスはこの3試合で1勝2敗)。
ドック・リバース・ヘッドコーチは16日(同17日)、「彼はよくやっている」と話している。
「歩き回って良い感じだ。思っていた以上だと言える。だが、まだ準備はできていない」
ペイサーズとの初戦に向け、リバースHCは「私が決めることはない。だが、メディカルチームからは分からないと言われている。だから様子を見るよ」と述べた。
「文字どおり、どうなるか分からないんだ」
今季のバックスはペイサーズとのシリーズで1勝4敗。だが、アデトクンボは5試合で平均42.2得点、13リバウンド、5.4アシスト、1.6スティール、1.2ブロック、フィールドゴール成功率67.6%を記録している。
今季のアデトクンボは平均30.4得点、11.5リバウンド、6.5アシスト、1.2スティール、1.1ブロック、FG成功率61.1%、3ポイントショット成功率27.4%をマークした。
バックスはアデトクンボ不在時にボビー・ポーティスを起用していた。今季のポーティスはスターターで平均19.5得点、8.5リバウンド、1.8アシスト、2.5スティール、FG成功率61.1%を記録している。また、ジェイ・クラウダーやダニーロ・ガリナーリといったベテランたちも在籍。それでも、デイミアン・リラードの負担が増すと見られる。
原文:Report: Bucks prepping for Giannis Antetokounmpo to miss start of first-round series(抄訳)
翻訳:坂東実藍