マーベリックスがサンダーを下して西決勝進出に王手 トリプルダブルのドンチッチは「まだ何も終わっていない」|NBAプレイオフ2024

2024-05-16
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(NBA Entertainment)

5月15日(日本時間16日)にオクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦、ダラス・マーベリックス対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、マーベリックスが104-92で勝利し、カンファレンス・ファイナル進出に王手をかけた。

マーベリックスは第4戦まで平均22得点、フィールドゴール成功率39%だったルカ・ドンチッチが、FG22本中12本成功で31得点、10リバウンド、11アシストを記録。プレイオフ自己通算6回目のトリプルダブルを達成している。

ジョシュ・ギディーをレギュラーシーズンとポストシーズン合計で229試合ぶりにスターティングラインナップから外し、アイザイア・ジョーを先発起用したサンダーに対し、マーベリックスは第2クォーターで15点をリード。二桁点差をつけてハーフタイムに突入した。

第3Qにシェイ・ギルジャス・アレクサンダーに14得点を許すも、マーベリックスは12点差をつけて迎えた第4Q序盤に18点をリード。残り7分を切って10点差まで巻き返されたが、その後は7点差以上を保って逃げ切っている。

FG成功率52.6%を記録したマーベリックス(3勝2敗)は、ドンチッチのほかにデリック・ジョーンズJr.がプレイオフ自己最多の19得点、カイリー・アービングが12得点、デレック・ライブリー二世が11得点、10リバウンド、PJ・ワシントンが10得点、10リバウンドを記録した。

判定への不満から声を上げることがなかったドンチッチは、「とにかくバスケットボールをしようとしている。バスケットボールに集中しようとしているんだよ」と述べている。

「自分が大好きなことだというのを忘れる時がある。とにかくコートに立って、笑顔でバスケットボールをしようというメンタルだった」

ジェイソン・キッド・ヘッドコーチは「アグレッシブだったね」と、ドンチッチを称賛した。

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「ショットを打ち、決めてくれた。ディープスリーもね。バスケットにも向かい、ビッグマンやウィングのためにプレイメークをしてくれた」

一方、サンダー(2勝3敗)はギルジャス・アレクサンダーが30得点、6リバウンド、8アシスト、チェット・ホルムグレンが13得点、ジェイレン・ウィリアムズが12得点、6リバウンド、ルーゲンツ・ドートが12得点、6リバウンド、ギディーが11得点をマークしている。

ギルジャス・アレクサンダーは「僕らのムード、メンタリティーは変わらない」と話した。

「一度に1試合ずつだ。僕らは今夜の試合ですごく勝ちたかった。同じように次の試合でもすごく勝利を望むよ」

第6戦は5月18日(同19日)、テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで行われる。ドンチッチは「残り2試合で1勝しなければいけない」と意気込んだ。

「それだけだ。3勝2敗だけど、まだ何もない。終えなければいけないんだ。ホームでも同じメンタリティーで臨まなければならない」

ボックススコア

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