5月25日(日本時間26日)にインディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われたイースタン・カンファレンス・ファイナル第3戦、ボストン・セルティックス対インディアナ・ペイサーズの一戦は、セルティックスが114-111で勝利した。
ペイサーズはNBAプレーオフのホーム戦績を6勝0敗をマークしているものの、126-110で敗れた第2戦の第2クォーター中に左ハムストリングを負傷したタイリース・ハリバートンが、この試合を欠場。一方のセルティックスもクリスタプス・ポルジンギスが9試合連続で欠場となった。
第1クォーターはセルティックスペースで試合が進むも、2Qからはペイサーズに主導権を握られ、8連続得点を許すなど、この試合最大の18点ビハインドを追う。セルティックスも8連続得点を奪い、一桁点差に詰めるも、2Q終了間際に、アンドリュー・ネムハードに3ポイントショットを許し、12点ビハインドで前半を終える。
後半に入っても、ペイサーズペースは変わらず。セルティックスは常に二桁のビハインドを背負うも、3Q終盤にセルティクスが10-2のランを仕掛け、9点ビハインドで第4Qへと突入する。
第4Qも、終始ペイサーズにリードされる時間が続くも、4Q終盤にセルティックスがジェイソン・テイタムとアル・ホーフォードの連続3Pショットで、2点差まで詰めると、4Q残り39秒で、ドリュー・ホリデーが逆転のアンドワンショットを成功させ、1Q以来のリードを奪った。その後、逆転を狙ったペイサーズのポゼッションでもホリデーが値千金のスティールで、セルティックスが勝利し、シリーズ3連勝とした。
セルティックスは、テイタムが36得点、10リバウンド、8アシストをマーク。他にも、ホーフォードが3Pショット7本を含む23得点、ジェイレン・ブラウンが24得点、決勝ショットを決めたホリデーは14得点、9リバウンド、3スティールをマークした。セルティックスは4Q残り2分38秒から13-2のランで逆転勝利し、クラッチでの勝負強さも発揮した。
一方、後がなくなったペイサーズは、ネムハードがキャリア最多32得点、4リバウンド、9アシストとハリバートンの穴を埋める活躍も、あと一歩及ばず。他にも、マイルズ・ターナーが22得点、10リバウンド、シアカムも22得点、TJ・マッコネルがベンチから23得点、9リバウンド、6アシストをマークした。
第4戦は5月27日(同28日)、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われる。