ネッツがディンウィディーと引き換えにラプターズからシュルーダーを獲得

2024-02-08
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(Getty Images)

2月8日(日本時間9日)、ブルックリン・ネッツトロント・ラプターズがトレードを発表した。

トレード内容は以下のとおり。

ネッツ獲得

  • デニス・シュルーダー
  • サディアス・ヤング

ラプターズ獲得 

  • スペンサー・ディンウィディー

なお、このトレードに関連して、ラプターズはディンウィディーをウェイブ(保有権放棄)しており、ネッツはセンターのハリー・ジャイルズ三世をウェイブする予定。

ネッツが獲得したシュルーダー(30歳)は、2023年7月にフリーエージェントとなった後、ラプターズで今季51試合(先発33試合)に出場し、1試合平均30.6分のプレイで、13.7得点(フィールドゴール成功率44.2%、3ポイントショット成功率35.0%、フリースロー成功率85.2%)、2.7リバウンド、6.1アシストを記録している。

シュルーダーはこの夏のFIBAワールドカップで母国ドイツを史上初の金メダルに導き、FIBAワールドカップMVPを獲得。アトランタ・ホークス、オクラホマシティ・サンダー、ロサンゼルス・レイカーズ、ボストン・セルティックス、ヒューストン・ロケッツ、ラプターズのNBAキャリア11シーズンを通して、通算739試合(350試合先発)に出場し、1試合平均27.1分のプレイで、14.0得点(FG成功率43.4%、3P成功率33.8%、FT成功率83.7%)、2.9リバウンド、4.8アシストを記録している。

同じくネッツに移籍するヤングは、フィラデルフィア・76ers、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ブルックリン・ネッツ、インディアナ・ペイサーズ、シカゴ・ブルズ、サンアントニオ・スパーズ、ラプターズの17シーズンで、通算1162試合(先発726試合)に出場。1試合平均28.3分のプレイで、12.2得点(FG成功率50.3%)、5.7リバウンド、1.8アシスト、1.4スティールを記録している。

一方、ラプターズが獲得し、その後ウェイブしたディンウィディーは、今季ネッツで48試合(すべて先発)に出場し、1試合平均30.7分のプレイで、12.6得点、3.3リバウンド、6.0アシストをマーク。ネッツには2度(2016-21シーズン、2023-24シーズン)在籍し、通算348試合(206先発)に出場。1試合平均28.7分のプレイで、14.2得点、3.1リバウンド、5.7アシストを記録している。