トロント・ラプターズは7月8日(日本時間9日)、スコッティ・バーンズと複数年の延長契約を結んだことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。
2023-2024シーズンのバーンズは60試合に出場。平均得点(19.9)、リバウンド(8.2)、アシスト(6.1)、ブロック(1.5)、スティール(1.3)で自己最多を記録し、初のオールスター選出を果たした。フィールドゴール成功率47.5%、自己最高の3ポイントショット成功率34.1%をマークし、34試合で20得点超をあげている。ダブルダブル達成は25回。1000得点&75スティール&75ブロック超は、ラプターズでは2004-2005シーズンのクリス・ボッシュ以来だ。
ラプターズのバイスチェアマン兼社長のマサイ・ウジリは、「ラプターズにとって今日は特別な日です。最初の3シーズンでスコッティがこれほどの選手、リーダーとなったことを、我々はとても誇りに思っています。以前、彼はチームを築く中心となるタイプの選手だと言いましたが、まさに今の我々はそれをしているのです」と話した。
「トロントとカナダに対するスコッティの愛情は素晴らしく、再び優勝するために我々が共有しているビジョンへの取り組みは見事なものです。我々の未来はここで一緒に始まります。今、始まるのです」
NBAドラフト2021で全体4位指名されたバーンズは、2021-2022シーズンのNBAで新人王を受賞。通算で211試合に出場し、平均16.6得点、7.4リバウンド、4.7アシスト、1.1スティール、1.0ブロックを記録している。NBA入りしてから200試合での3000得点&1400リバウンド&900アシスト達成は歴代13人目だった。