フィラデルフィア・76ersは2月13日(日本時間14日)、カイル・ラウリーと契約したことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。背番号は7となり、モー・バンバが5番となる。
NBAドラフト2006でメンフィス・グリズリーズに全体24位で指名された18シーズン目のラウリーは、グリズリーズ、ヒューストン・ロケッツ、トロント・ラプターズ、マイアミ・ヒートで1115試合に出場(先発866試合)。平均31.7分間のプレイで14.4得点(3ポイントショット成功率36.8%)、4.3リバウンド、6.2アシスト、1.3スティールを記録している。
ラウリーはアシスト(6,897)で5位、3P成功(2,140)で7位、スティール(1,446)で8位、トリプルダブル達成(21)で10位と、現役選手のトップ10入りしている。
北フィラデルフィア出身のラウリーは、2016年のオリンピックで金メダルを獲得。NBAのオールスター選出6回(2015~20年)を誇り、2015-2016シーズンにオールNBAサードチームに選ばれている。2019年にはラプターズでNBA優勝を果たした。ニック・ナース・ヘッドコーチが率いたこのシーズンのラプターズで、ラウリーはプレイオフの24試合すべてに先発出場。平均37.5分間のプレイで15.0得点、4.9リバウンド、6.6アシスト、1.3スティールをマークした。
2023-2024シーズンのラウリーはヒートで37試合に出場(先発35試合)。平均28.0分間のプレイで8.2得点、3.5リバウンド、4.0アシスト、1.1スティールを記録している。11月22日(同23日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、3P10本中7本成功を含むフィールドゴール15本中9本成功で今季自己最多の28得点をあげた。