10月24日(日本時間25日)、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたロサンゼルス・レイカーズ対デンバー・ナゲッツのNBAレギュラーシーズン開幕戦では、試合前に王者ナゲッツの昨季優勝が祝福された。
球団史上初のバナーが掲げられ、選手たちは優勝リングを受け取っている。
リングはジェイソン・オブ・ビバリーヒルズとのコラボレーションデザイン。同社はレイカーズやミルウォーキー・バックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・ラムズ、タンパベイ・バッカニアーズ、ラスベガス・ゴールデンナイツ、ラスベガス・エイセズの優勝リングも制作してきた。
ナゲッツの優勝リングには、球団史上初の優勝を表すシンボルやストーリー性が組み込まれた。リングは16カラットで、これは優勝までに必要な勝利数を示すものだ。また、前面にはラリー・オブライエン・トロフィーとともに、「Nuggets」の名称や山のシルエットもデザインされている。
側面には、「世界王者」の文字とナゲッツの昔のロゴ、そしてレギュラーシーズンの成績が描かれた。上部には、ボール・アリーナで戦ったプレイオフの15試合を象徴する15個の石が並べられている。
また、89のポイントの赤いルビーがリングを一周しているが、これはナゲッツがホームで優勝を決めたマイアミ・ヒートとの第5戦であげた89得点を表している。
16カラットのダイヤモンド、ルビー、ブルーサファイアは、ラリー・オブライエン・トロフィーを獲得するまでに要したポストシーズンでの16勝を意味したものだ。
[AD] 楽天モバイル『最強プラン』なら追加料金なしでNBA全試合見放題!
ジェイソン・オブ・ビバリーヒルズCEOのJason Arashebenは、「優勝リングの歴史で初めて表面が交換可能になっています」と話している。
「レバーを切り替えるだけで色を変えることができます。球団創設年の1967から優勝した年の2023に切り替えるレバーがあり、表面がブルーサファイアとホワイトダイヤモンドで切り替えられるのです」
また、リング側面が開閉式になっており、優勝バナーが見られるようになっている。
Arasheben氏は「長年にわたり、優勝リングは大きくなるばかりですが、大きさには限りがあります」と述べた。
「これは大きく、派手なリングですが、最も誇らしいのは、これまでになかった独特で革新的な2つの特徴を持たせられたことです。新しい特徴を発明し、再現するのは非常に大変ですが、このリングで2つの特徴を取り入れることができました。そのことを非常に誇らしく思います」
デンバーは標高が高い街で、これはチームの大きなアドバンテージとなってきた。リングには、標高を示す5280の文字も描かれている。