【バスケW杯】NBAとFIBAのルールの違い:ゴールテンディングや試合時間など|FIBAワールドカップ2023

2023-08-25
読了時間 約2分
(Getty Images)

主要なフリーエージェント選手の契約は完了した。サマーリーグの試合は残されていない。常に大きなトレードの可能性は残されているが、今は基本的に静かな時期だ。

だが、今夏はFIBAバスケットボールワールドカップ2023が行われる。8月25日から9月10日まで、世界最高級の選手たちが競うのだ。

大会を前に、主要な国際ルールの一部を確認する価値はあるだろう。

NBAとFIBAのルールの違い

試合時間

NBA: 12分ごとの4クォーター制、オーバータイムは5分間

FIBA: 10分ごとの4クォーター制、オーバータイムは同じく5分間

3ポイントライン

NBA: 半径7.24メートル(コーナーは6.7メートル)

FIBA: 半径6.75メートル(コーナーは6.6メートル)

Scroll to Continue with Content

パーソナル/フレイグラント/テクニカルファウル

NBA: パーソナルファウルの上限は6回。テクニカルファウルはパーソナルファウルと見なされる。テクニカルファウル2回でその試合は退場。「不必要」や「過剰」なコンタクトには、フレイグラントファウル1やフレイグラントファウル2がコールされ得る。

FIBA: パーソナルファウルの上限は5回。テクニカルファウルはファウル上限回数にカウントされる。フレイグラントファウル1とフレイグラントファウル2の代わりに、アンスポーツマンライクファウルがあるが、本質的には同種のコンタクトが対象となる。

ゴールテンディング

NBA: リングに向かって宙にあるボールが落ちている時に選手はボールに触れることができない。ボールがリングの上にある時や、リングを通過すると想像される中でボールに触れることも許されていない。

FIBA:リングに向かって宙にあるボールが落ちている時に選手はボールに触れることができない。だが、リングに当たってからは、リングを通過することが想像される中でも触れることができる。

守備の3秒バイオレーション

NBA:相手を積極的にガードしていない場合、守備側の選手はレーンに3秒以上とどまることが許されていない。違反した場合、テクニカルファウルとなる。

FIBA:守備の3秒のバイオレーションはない

FIBAバスケットボールワールドカップ2023の日本戦

FIBAバスケットボールワールドカップ2023の日本戦日程はこちら

原文:NBA vs. FIBA rules, explained: Goaltending, fouls, length of game & more to know at Basketball World Cup(抄訳)