初のNBAカップ（優勝トロフィー）を掲げる機会を手にしたのは、ロサンゼルス・レイカーズとインディアナ・ペイサーズだ。どちらもグループステージを無傷の4勝0敗で突破。準々決勝と準決勝も乗り越え、ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われる決勝に駒を進めている。
タイリース・ハリバートンがけん引する好調ペイサーズに対し、レイカーズはレブロン・ジェームズが再び時の進みに逆らうような活躍を狙うだろう。ジェームズはインシーズン・トーナメントで決勝まで平均26.8得点を記録してきた。一方のハリバートンは、平均27.8得点をあげ、リーグ最多の平均13.7アシストをマークしている。
いずれにしても、レイカーズとペイサーズはインシーズン・トーナメントで合計7試合を戦うことになる。多くのチームがこなしたのは4試合だ。レギュラーシーズンの成績にどう影響するのだろうか。
インシーズン・トーナメントがNBAレギュラーシーズンの順位にどう影響するかをまとめる。
インシーズン・トーナメント決勝はレギュラーシーズンの成績に含まれるのか？
インシーズン・トーナメントは全30チームが出場し、合計67試合を行う。グループステージはレギュラーシーズンの順位に反映される。決勝トーナメントの準々決勝と準決勝も同じだ。
唯一、インシーズン・トーナメントの試合でレギュラーシーズンの順位に反映されないのが決勝戦だ。決勝戦における選手とチームの成績も、レギュラーシーズンのスタッツに反映されない。
決勝トーナメントに進出できなかったチームは、レギュラーシーズンの2試合が日程に加えられた。12月6日（日本時間7日）と8日（同9日）に開催されている。一方、準々決勝で敗退した4チームは、8日（同9日）にレギュラーシーズンの1試合が加えられた。
準決勝で敗退したニューオーリンズ・ペリカンズとミルウォーキー・バックスは、8日（同9日）に試合をしていない。彼らのレギュラーシーズンは11日（同12日）へと続く。
決勝がレギュラーシーズンの成績に反映されないため、今季のレイカーズとペイサーズは通常の82試合ではなく、83試合をこなすことになる。
インシーズン・トーナメント決勝はいつ？
レイカーズとペリカンズがT-モバイル・アリーナで対戦するインシーズン・トーナメント決勝は、12月9日（日本時間12月10日午前10時30分）から行われる。
原文：NBA In-Season Tournament standings, explained: Does the championship game count toward regular season records?（抄訳）
翻訳：坂東実藍