9月30日(金)と10月2日(日)にさいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)にて開催される『NBAジャパンゲームズ2022』(NBA Japan Games 2022 presented by Rakuten & NISSAN)まで残り1日となり、対戦するゴールデンステイト・ウォリアーズとワシントン・ウィザーズや、NBAレジェンド選手たちが来日し、盛り上がりを見せている。
ここでは、NBAジャパンゲームズ2022期間中にあったことをデイリーリポートとして、アートワーク、コラム、動画などさまざまな形でお届けする。今回はデイリーリポート2日目、9月28日にあったことをまとめる。
アートワーク by MQ
記事のトップ画像となっているアートワークは、ワシントン・ウィザーズの公認スーパーファンとしてもお馴染みであるデザイナーのMQによるものだ。
本人コメント:「両チーム選手たちが続々と日本に到着! ホテル内に選手たちの絵を飾らせてもらい、ビール選手からコメントをもらったときは言葉にできないくらい感動しました。街の雰囲気も少しずつ染まりつつあり熱が高まってきましたね!」
Twitter: @mqdiner
NBAジャパンゲームズコラム by 宮地陽子
「新しいことでも怖がらないでチャレンジしてほしい。どんな難しいことでも逃げないで乗り越えてほしい。難しいことがあったら、それは自分を出し切るいいチャンスなのだから」
このアドバイスを数十人の女の子に送ったのは、NBAから派遣された女性コーチの一人。9月28日、都内で女子版Jr.NBA、“Her Time to Play”のプログラムが開催され、小学生から中学生の女の子たちがNBAやウォリアーズ、ウィザーズのロゴが入ったボールでシュートやドリブルなどのクリニックを受けた。
28日にはウォリアーズとウィザーズもそれぞれ日本に到着。空港では、選手を一目見ようと集まったファンに笑顔でサインをする場面もあった。
現役のNBA選手だけではない。NBAのレジェンズ選手たち、ディケンベ・ムトンボや、元ウィザーズのリップ・ハミルトン、元ウォリアーズのティム・ハーダウェイも一足早く来日し、メディア対応などを行った。
また新宿東口のクロス新宿ビジョンでは、ジャパンゲーム宣伝の3D漫画動画が数分おきに流れ、その下のクロス新宿ビルは八村塁、ステフィン・カリーら両チーム選手が描かれた漫画でラッピング。都内の駅にも、大きなNBAジャパンゲームの宣伝パネルがあった。
街のあちこちにNBAがあふれている。3年ぶり8回目となるNBAジャパンゲームだが、ジャパンゲームが開催されるというのは、単にNBAの2チームが日本で試合をするだけではなく、クリニックやレジェンズ選手たちなど、NBAが長年かけて築いてきたカルチャーがそのまま日本にやってくるということなのだ。
一方、ウィザーズやウォリアーズの選手やコーチたちは、来日前から日本のカルチャーに触れることを楽しみにしていた。
2016年5月にも来日したことがあるブラッドリー・ビールは、「あのときは1日中相撲を見ていたんだ。これまでで行ったイベントの中でも一番と言っていいほど楽しかった。今回もぜひ見たい」と日本通なところをのぞかせた。また、7年前にはまだ少し保守的だったという食事についても「今回は寿司も食べてみたい」「一番の好物は和牛」と語る。
また、アートやファッションが大好きなカイル・クーズマは、「日本はストリートフォトグラフィーが素晴らしい。ファッションも人気だ。買い物スポットはいくつか推薦してもらったので、時間を作って行くよ」と、独自の視点で見る日本を楽しみにしている。
そして、誰よりもジャパンゲームを楽しみにしているのが八村塁。今回、チームみんなで食べに行くチームディナーの担当になったと明かし、「僕が一番好きな日本食はすき焼き。みんなにも食べてほしい。チームで食事に行くときがあるので、すき焼きも注文するよ」と言っていた。
ウォリアーズのスティーブ・カーHCとドレイモンド・グリーンは去年、東京五輪でも来日しているが、そのときは新型コロナ感染予防のため、ホテルから出ることができず、街を歩くこともできなかった。それだけに、グリーンは「今回は前回の分まで楽しむよ」と楽しみにする。
そんな両チームの選手たちに、冒頭のコーチの言葉を借りてアドバイス。
「新しいことを怖がらないで、日本滞在を楽しんでくださいね」
Twitter: @yokomiyaji
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#TeamNBAJP デイリーリポート動画
NBAレジェンド選手たちも来日
ステフィン・カリーとBTSのSUGAがツイッター上で交流
人気グループBTSの公式ツイッターアカウントに、大のNBAファンとして知られるメンバーのSUGAがウォリアーズのジャージーを持っている写真が投稿されたことに対して、ステフィン・カリーが「もうすぐ会おう!」と反応したことが、大きな盛り上がりを見せている。