#TeamNBAJP によるデイリーリポート 3日目|NBAジャパンゲームズ2022

2022-09-30
読了時間 約3分
MQ

いよいよ本日、さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)にて開催される『NBAジャパンゲームズ2022』(NBA Japan Games 2022 presented by Rakuten & NISSAN)の1試合目が行われる。昨日は両チームがメディア対応と公開練習を行い多くのメディアが集まった。

ここでは、NBAジャパンゲームズ2022期間中にあったことをデイリーリポートとして、アートワーク、コラム、動画などさまざまな形でお届けする。今回はデイリーリポート3日目、9月29日にあったことをまとめる。

アートワーク by MQ

記事のトップ画像となっているアートワークは、ワシントン・ウィザーズの公認スーパーファンとしてもお馴染みであるデザイナーのMQによるものだ。

本人コメント:「いよいよゲームデー! 29日は公開練習の体育館に取材に入れてもらいました。短い時間ではありましたが、実際に見る選手たちの迫力がすごかったです。好きな日本食は?という質問に対してやはり『寿司』は人気ですね。それと和牛! ビール選手は昨晩日本食を楽しんだようです。

ハードなスケジュールですが、来日してくれた選手には思う存分日本を堪能していただけたらと思います!

それではみなさん、アリーナでお会いしましょう!」

Twitter: @mqdiner


NBAジャパンゲームズコラム by 宮地陽子

NBA Entertainment

9月29日、ウィザーズとウォリアーズはNBAジャパンゲームズに備えて、都内で練習を行った。そこでは、色々な出会いがあった。

たとえばNBA×相撲。NBAが大好きな宮城野親方(元横綱白鵬)やKONISHIKI(元大関小錦)が練習を見学し、八村塁をはじめ、両チームの選手やコーチ陣と言葉を交わした。宮城野親方が、ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンと組み合う場面もあり、NBAの試合では小さく見えるカリーが、実は宮城野親方より背が高かったり、カリーやトンプソンでも宮城野親方をビクとも動かせなかったり、ふだんではない組み合わせによって双方の異次元の凄さがわかる場面だった。

さらに話題になったのはNBA×BTS(防弾少年団)。韓国の人気グループBTSのSUGA(シュガ)は大のNBA好きで、ジャパンゲームズが行われるタイミングで来日し、練習会場に姿を現した。練習後にはウォリアーズ選手たちと対面し、大スターの彼が、ひとりのファンとなってカリーのユニフォームにサインをもらって嬉しそうにする姿がキュートだと、話題をさらっていた。大スターであっても、ひとりのファンになる出会いがあるのだ。

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話題になった出会いの裏では、バスケファンにとって興味深い出会いもあった。男子日本代表のヘッドコーチ、トム・ホーバスと、ウォリアーズのヘッドコーチで、男子アメリカ代表のヘッドコーチでもあるスティーブ・カー。ゆっくり話したのは初めてだというが、実は、2人は共にカリフォルニア州サンディエゴ近郊に家があり、ホーバスHCによると、同じ床屋に行っていたぐらいのご近所さんなのだという。ホーバスHCは、日本女子代表を去年の東京オリンピックで銀メダルに導いたときにウォリアーズのオフェンスを参考にしたと語っており、2人はバスケットボール談義で盛り上がっていた。

Yoko Miyaji

さて、きょう、9月30日はいよいよジャパンゲーム初戦。日本のファンの皆さんが、NBA選手としてプレーする八村塁や、多くのNBA選手たちのプレーと出会うことができる日だ。

メディアから、NBAジャパンゲームズでプレーすることが日本のバスケットボール界にどんな影響を与えると思うかと聞かれた八村は、こうコメントした。

「僕みたいに日本人として、NBA選手としてこっち(日本)に来てプレーするということで、NBAの存在がすごい近くなってくるんじゃないかなと思う。子どもたちとか、今、日本でNBAを目指している人たちにとっては、すごくいい機会になるんじゃないかなと思います」

また、メディアからウォリアーズとして日本のファンに何を見せたいかと聞かれたカーHCは、ひと言、「ステフ・カリーだ」。

カリーは昨季のNBAファイナルMVP。試合では華奢にも見える身体で、ディフェンスを翻弄するかのようにどこからでもシュートを決めてくるスーパースターだ。どこでも人気で、練習前後に多くのメディアの取材に答え、多くのゲストと記念撮影をしていたのだが、それだけ多忙でも嫌な顔ひとつせず、誰が相手でもまるで昔からの知り合いであるかのように笑顔で対応していた。そんな彼に、忙しいなかでも余裕をもって対応できる理由について聞いてみたところ、すばらしい答えが返ってきたので、最後に紹介したい。

「自分たちがなぜここにいるのかを理解することが大切なんだと思う。みんなにスポーツ、特にバスケットボールを好きでいてほしい。世界中で人気のスポーツだからね。僕らはそのスポーツの最高レベルでプレーするという特権を与えてもらっている。そのおかげでアメリカ国外に行くことができて、日本にも来ることができた。こうやって日本でバスケットボールが発展しているのを見ることができている。色々なリクエストがあるということは、僕にとっても記憶に残るすばらしい経験になる。楽しいことだし、ここに来てバスケットボールをするという好運に恵まれているのだから、すべてを楽しむべきだと思っているんだ」

Twitter: @yokomiyaji

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#TeamNBAJP デイリーリポート動画


トム・ホーバス日本代表HCと八村塁選手

ウォリアーズ選手がBTSのSUGAと交流

宮城野親方と組み合うカリー

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