6月22日(日本時間23日)にNBAドラフト2023が終わり、各チームの結果を分析する時が来た。
各球団がドラフトで実行した内容について振り返る上で、いくつか考慮すべきポイントがある。彼らはその時点で指名できる中の最高のタレントを選んだか、それとも自分たちのニーズを満たす指名をしたのか? 特定の候補選手を狙ったのか、あるいは当初の予想より下位に落ちてきたダイヤモンドの原石を獲得したのか? 各球団の動きは、現在抱えるロスターの方向性とタイムラインに合っていたのか?
これらのポイントを踏まえて、『The Sporting News』は各球団のドラフト結果を総合的に評価し、全30チームをランク付けした。
NBAドラフト2023総評
1位:サンアントニオ・スパーズ
- 成績:A+
- 獲得:ビクター・ウェンバンヤマ(1位指名)、シディ・シソコ(44位指名)
NBAドラフトロッタリーで全体1位指名権を手に入れた瞬間、スパーズのNBAドラフト2023における勝利は決まった。ウェンバンヤマのような世代を代表するタレントに加え、スパーズは2巡目で攻守両面の才能を持つGリーグ・イグナイトの有望新人シソコも獲得している。
2位:ポートランド・トレイルブレイザーズ
- 成績:A+
- 獲得:スクート・ヘンダーソン(3位指名)、クリス・マレー(23位指名)、ライヤン・ルペア(43位指名)
ブレイザーズは今ドラフトで2番目に優秀な選手を全体3位指名で手に入れた。ヘンダーソンは将来的にオールNBAチーム入りするほどのタレントだ。そして、球団の要であるデイミアン・リラードから学ぶことになる(可能性がある)。さらにブレイザーズは、1巡目で3&D(3ポイントショットと守備が優れた選手)のマレーを、2巡目で長期的に成長が見込まれるルペアを指名した。
3位:ヒューストン・ロケッツ
- 成績:A+
- 獲得:アメン・トンプソン(4位指名)、キャム・ウィットモア(20位指名)
ロケッツはおそらく、自分たちでも信じられないものをこのドラフトの夜に手にした。全体4位で、トンプソンのような身体能力に優れ、守備の意識が高いプレイメーカーを指名してニーズを満たした後には、20位で今ドラフトの掘り出し物を指名したのだ。
ウィットモアは、全体4位でロケッツが指名するとの予想も多かった有望株だが、健康上の懸念が報じられていくつかのチームが回避。その結果、ロケッツが1巡目の2度目の指名で獲得することができた。
ロケッツは1度のドラフトで、球団の未来を築くための人材となる2選手を手に入れたのである。
4位:ダラス・マーベリックス
- 成績:A+
- 獲得:デレック・ライブリー二世(12位指名)、オリビエ・マクセンス・プロスパー(24位指名)
マーベリックスはNBAドラフト2023を見事に成功させた。トレードで指名権を全体12位に下げてダービス・ベルターンスを放出し、それでもライブリー二世という望んでいた有望株を獲得したのだ。デューク大学出身のセンターは、守備で頼りになり、ロブパスの受け手として脅威にもなるタイプだ。ルカ・ドンチッチとともに活躍するだろう。
さらに、マーベリックスはトレードで手にした1巡目の下位指名権でプロスパーを指名した。エネルギッシュで多才なウィングのプロスパーは、ペリメーターシューターとして将来有望な選手で、彼もまたドンチッチとスムーズにフィットすることが見込まれる有望株である。
5位:シャーロット・ホーネッツ
- 成績:A+
- 獲得:ブランドン・ミラー(2位指名)、ニック・スミスJr.(27位指名)、ジェームズ・ナジ(31位指名)、アマリ・ベイリー(41位指名)
ヘンダーソンが正しい選択だったと思っているが、多才でシャープなショットを放つウィングのミラーが、ラメロ・ボールと完璧にフィットすることは否定できない。そして、ホーネッツのドラフトは、ドラフトの夜が進むにつれて良くなっていった。
ホーネッツは、かつて上位指名が予想されたスミスJr.も獲得した。ひざのケガで1年目のシーズンが台無しになるまでは、今年のドラフトで最初に指名される大学選手になるとも予想されていた選手だ。さらに、ホーネッツは2巡目も見事に成功させ、バルセロナから有望なナジ、攻守両面に期待が持てるベイリーを獲得している。
6位:オーランド・マジック
- 成績:A
- 獲得:アンソニー・ブラック(6位指名)、ジェット・ハワード(11位指名)
マジックはこのドラフトで2つの最大のニーズを満たした。ブラックはこのクラスで最高のプレイメーカーであり、身長196cmのサイズのあるガードとして、パオロ・バンケロやフランツ・バグナーのようなスキルのあるフォワードと魅力的なラインナップを組むことができるだろう。
マジックが2つ目のロッタリーピックでシューターを獲得するのは必然で、サイズのあるシューティングウイングのハワードを選んだ。11位の時点ではほかにも良い3ポイントショットのスペシャリストがいると個人的には思っていたものの、それでもマジックは両方のニーズをしっかりと満たしている。
7位:インディアナ・ペイサーズ
- 成績:A
- 獲得:ジェレス・ウォーカー(8位指名)、ベン・シェパード(26位指名)、モハビ・キング(47位指名)、アイザイア・ウォン(55位指名)
ドラフトに臨むにあたってペイサーズが夢見たシナリオは、ウォーカーが7位まで落ちることだった。ペイサーズは、トレードで指名権を1つ取り返し、ヒューストン大学出身のウォーカーを手に入れた。彼はこのドラフト全体の中で最も万能なディフェンダーかもしれない。ウォーカーはフィジカルで高いスキルを持つフォワードで、マイルス・ターナーとともに驚異的なバックラインのアンカーとなり、また、タイリース・ハリバートンとは完璧なピック&ロールのパートナーとなるだろう。
ペイサーズはドラフト後半にも、ピュアシューターのシェパード、競争力と勝負強さのあるウィングのキング、得点力のあるガードのウォンを指名し、ロスターにタレントを加え続けた。
8位:ユタ・ジャズ
- 成績:A
- 獲得:テイラー・ヘンドリックス(9位指名)、キヤンテ・ジョージ(16位指名)、ブライス・センサボー(28位指名)
完全に再建モードに入っているジャズは、このドラフトの結果に興奮しているに違いない。ラウリ・マルカネンとウォーカー・ケスラーとともにプレイする典型的なストレッチ4であるヘンドリックスを指名し、ジャズは将来のフロントコートを固めたのだ。
1巡目でほかの2つの指名権で、NBAレベルのショットメーカーのジョージとピュアスコアラーのセンサボーを指名し、ジャズは若く成長の期待できる有望株を加え続けた。
9位:トロント・ラプターズ
- 成績:A
- 獲得:グレイディ・ディック(13位指名)
ラプターズは、ディックが13位まで残っているとは思っていなかっただろうが、きっとそうなったことを喜んでいるはずだ。昨シーズン、3P成功数、3P成功率ともにリーグ28位だったラプターズに、ドラフト最高のシューターがやってきたのだ。ディックは身長193cmの体格で、ラプターズの現ロスターに十分な長さを加えるというおまけつきだ。
10位:ロサンゼルス・レイカーズ
- 成績:A
- 獲得:ジェイレン・フッド・シフィーノ(17位指名)、マクスウェル・ルイス(40位指名)
レイカーズにとって、これ以上ないドラフトだったというのが個人的な意見だ。フッド・シフィーノは、ピック&ロールのマエストロであり、自信に満ちたミッドレンジのスコアラーで、このドラフトクラスでお気に入りの選手の1人だ。彼は、レイカーズのセカンドユニットを仕切り、レブロン・ジェームズのボールハンドリングのプレッシャーを取り除くことができるだろう。
レイカーズは2巡目で、多くの人が1巡目指名の可能性があると信じていた、バスケットへのドライブで切り込んで得点する力のあるウィングのルイスを指名している。
11位:ワシントン・ウィザーズ
- 成績:A
- 獲得:ビラル・クリバリー(7位指名)、トリスタン・ブクチェビッチ(42位指名)
球団の要のブラッドリー・ビールとクリスタプス・ポルジンギスをトレードした後、このドラフトでウィザーズが実行した内容を個人的には気に入っている。ロッタリーピックで指名したクリバリーは、このドラフトクラスの誰よりもポテンシャルが高い。ウェンバンヤマとフランスのメトロポリタン92でチームメイトだったクリバリーは、長さがあるアスレチックなウィングで、高いレベルの守備ができるうえに、ボールを持っていてもいなくても得点に貢献でき、プレイメイキングとシューティングスキルに長けている。
2巡目でウィザーズが選んだセルビア出身で身長211cmのブクチェビッチは、リム周りのディフェンスとペリメーターショットが得意だ。
12位:ニューオーリンズ・ペリカンズ
- 成績:A
- 獲得:ジョーダン・ホーキンズ(14位指名)
ペリカンズの指名権は1つだったが、計画どおりに進んだ。ザイオン・ウィリアムソン、ブランドン・イングラム、CJ・マカーラムのためにスペースを広げられるシューターを必要としていたペリカンズは、このクラスで最高の3Pシューターの1人を選んだ。
ホーキンズには電光石火のごとく素速いリリースでさまざまな方法で3Pを決められる実力がある。
13位:デトロイト・ピストンズ
- 成績:B+
- 獲得:アサー・トンプソン(5位指名)、マーカス・サッサー(25位指名)
ピストンズは、5位指名でウォーカーを狙うべきだったが、アスレチックなディフェンダーであり、素晴らしいスコアラーのトンプソンを獲得してペリメーターを補強することにした。彼はケイド・カニンガムとジェイデン・アイビーとうまくフィットし、守備で必要とされる粘り強い存在感をもたらすだろう。
ピストンズもまた、1巡目の後半にトレードでサッサーを指名したが、前述のガード陣や2020年に全体7位で指名したキリアン・ヘイズがすでにいたことを考えると、理解に苦しむ指名だった。
14位:ブルックリン・ネッツ
- 成績:B+
- 獲得:ノア・クラウニー(21位指名)、ダリーク・ホワイトヘッド(22位指名)、ジェイレン・ウィルソン(51位指名)
ネッツは明らかに将来を見据えており、その方針を軌道に乗せるために今回のドラフトでも素晴らしい仕事をした。クラウニーはアスレチックで機動力のあるビッグマンで、リムプロテクターとして、そしてスペースを広げる選手として有望だ。ホワイトヘッドは、2度の足の手術で評価を下げるまでは、トップ5のタレントとみなされていた。ウィルソンは大学時代、オールアメリカンと全米チャンピオンに輝いた選手で、無限のエナジーでNBAでも貢献できる役割を切り開くと確信している。
15位:オクラホマシティ・サンダー
- 成績:B
- 獲得:ケイソン・ウォレス(10位指名)、キヤンテイ・ジョンソン(50位指名)
サンダーは最初の指名で私を混乱させた。なぜなら、ケンタッキー大出身のウォレスは信頼できる司令官であり、オンボールのディフェンダーとして相手の息の根を止める力があるが、サンダーはすでにシェイ・ギルジャス・アレクサンダーとジョシュ・ギディーでバックコートを固めているからだ。
2巡目で選んだジョンソン素晴らしい指名だった。彼はなんでもできる万能フォワードとしてローテーションの一角を担える選手だ。
16位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
- 成績:B
- 獲得:ブランディン・ポジェムスキー(19位指名)、トレイス・ジャクソン・デイビス(57位指名)
ウォリアーズはジョーダン・プールをトレードで放出し、その保険として器用なプレイメーカーであり、ノックダウンシューターであるポジェムスキーを指名した。このドラフトで私が最も気に入った動きのひとつは、ジャクソン・デイビスが順位を落としている間にウォリアーズが2巡目でトレードし、オールアメリカンの彼を57位で指名したことだ。
ジャクソン・デイビスはウォリアーズに貢献する選手になるとここで宣言しておく。
17位:マイアミ・ヒート
- 成績:B
- 獲得:ハイメ・ハケスJr.(18位指名)
ヒートは1つしかない指名権で、UCLA出身のハケスJr.を指名した。大学時代に多くの試合に勝利したフィジカルなスコアリングガードのハケスJr.ほど、「ヒートカルチャー」に完璧にフィットする選手はほかにいない。彼は、ヒートがすぐにでもローテーションに加えることができるはずの選手のタイプであり、攻撃面でのチームの弱点をいくつか解決してくれるだろう。
18位:サクラメント・キングス
- 成績:B
- 獲得:コルビー・ジョーンズ(34位指名)、ジェイレン・スローソン(54位指名)
ある時点では、キングスがマーベリックスとのトレード前まで所有していた1巡目指名権でジョーンズを獲得すると予想していた。それでも彼らは、ボストン・セルティックスから獲得した指名権で、2巡目の早い段階で多彩なフォワードのジョーンズを手に入れている。ジョーンズは、チームがゲームに勝つために必要なことをいとわず、求められる多くの役割を果たすことができるタイプの選手である。
キングスは、2巡目の後半でスローソンを指名。彼はチームのニーズに基づいてさまざまな役割のこなせるもう1人のプレイメイキングのできるフォワードだ。キングスは特定のタイプを求めていたといってもいいだろう。どちらも良い指名だ。
19位:デンバー・ナゲッツ
- 成績:B
- 獲得:ジュリアン・ストローサー(29位指名)、ジェイレン・ピケット(32位指名)、ハンター・タイソン(37位指名)
ナゲッツは、昨年のドラフト21位でクリスチャン・ブラウンというプレイオフで活躍できる選手を獲得したが、今年のドラフトでも同様にストローサーを獲得した。ゴンザガ大のウイングは、3Pからのスナイパーで、ニコラ・ヨキッチやジャマール・マレーのようなプレイメーカーとも相性がいいだろう。
さらにナゲッツは、2巡目前半でピケットを指名した。ベテランガードの彼は、控えとしてNBAできっと長いキャリアを送るだろう。そして、ペリメーターシューターとして有望な身長203cmのフォワードのタイソンを獲得している。
20位:ミネソタ・ティンバーウルブズ
- 成績:B
- 獲得:レナード・ミラー(33位指名)、ジェイレン・クラーク(53位指名)
ウルブズは、トレードによって1巡目の序盤にミラーを指名。ミラーは、なんでもこなせる万能選手で、ベンチからすぐに役割を果たせるエナジーあふれるフォワードだ。2巡目後半の指名では、ディフェンスにこだわり、元Pac-12の最優秀守備選手に選ばれたクラークを獲得した。彼はウルブズのガードのローテーションに入るチャンスがあるはずだ。
21位:ミルウォーキー・バックス
- 成績:B
- 獲得:アンドレ・ジャクソンJr.(36位指名)、クリス・リビングストン(58位指名)
バックスが36位で指名したドラフト注目株のジャクソンJr.は、コネチカット大学の2023年全米選手権の優勝チームで重要な役割を果たした、頭脳派のプレイメーカーで多才なディフェンダーだ。
バックスは、"Mr. Irrelevant"(ドラフトで最後に指名された選手)として、ケンタッキー大出身のアスレチックな1年生フォワードのリビングストンを指名した。
22位:アトランタ・ホークス
- 成績:B-
- 獲得:コービー・バフキン(15位指名)、モハメッド・ゲイ(39位指名)、セス・ランディー(46位指名)
ホークスにはすでに、トレイ・ヤングとデジャンテ・マレーがいるが、15位でもう一人のコンボガードのバフキンを選んだ。3レベルのスコアラーとプレイメーカーとしてバフキンのポテンシャルを気に入っているが、この指名は彼らが抱えるスター選手のバックコートと重複する。
2巡目でホークスは、育成案件のゲイを獲得したが、その後、即戦力として使えるフォワードのランディーを手に入れている。ランディーは、ショットも決められるし、高いレベルでの守備も可能な選手だ。
23位:ボストン・セルティックス
- 成績:B-
- 獲得:ジョーダン・ウォルシュ(38位指名)
ブラッド・スティーブンスはこのドラフトで、最終的に誰がチームに残るのか、もはや誰にもわからないほどに常にトレードを繰り返した。最終的には、このドラフトでのセルティックスの単独指名がとても気に入っている。
ウォルシュはアーカンソー出身の201cmの1年生フォワードで、218cmのウィングスパンと高い運動能力を持つ、非常にフィジカルで万能なディフェンダーだ。シューティングが良いかどうかが彼の評価を決めるが、フォームは良い。
今回のセルティックスの成績は、フロントオフィスの混乱を招く動きによるもので、最終的に獲得した選手の結果によるものではない。
24位:メンフィス・グリズリーズ
- 成績:B
- 獲得:グレゴリー・ジャクソン二世(45位指名)、タリク・ビベロビッチ(56位指名)
グリズリーズは2巡目の後半の指名権しか持っていなかった。一か八かの勝負に出て、このドラフトで最も若く、魅力的なショットクリエーターのフォワードであるジャクソン二世を指名したのは好感が持てる。ビベロビッチはドラフト&スタッシュで、彼はそのまま海外でプレイを続ける。
25位:ロサンゼルス・クリッパーズ
- 成績:C+
- 獲得:コービー・ブラウン(30位指名)、ジョーダン・ミラー(48位指名)
クリッパーズは1巡目最後の指名でブラウンを選んだ。彼は2巡目でも指名できたのではと思う選手だ。ショットも打てて守備もできる体格のいい上級生フォワードだが、この指名は行き過ぎだと感じた。
2巡目では、すぐにローテーションに貢献でき、勝利を招く選手であるミラーを指名したことで、クリッパーズのドラフトは少しだけ救われた。
26位:クリーブランド・キャバリアーズ
- 成績:C
- 獲得:イマニ・ベイツ(49位指名)
このドラフトで指名権を1つしか持っていなかったキャバリアーズは、細身の体格と得点力のポテンシャルからケビン・デュラントと比較されたこともあるベイツを獲得した。
27位:シカゴ・ブルズ
- 成績:C
- 獲得:ジュリアン・フィリップス(35位指名)
ブルズはこのドラフトで2巡目の指名権をつかみ、身体能力は高いがまだ未熟で育成の必要な選手であるフィリップスを指名した。
28位:フェニックス・サンズ
- 成績:C
- 獲得:トゥマニ・カマラ(52位指名)
サンズは、デュラント、ビール、デビン・ブッカー、ディアンドレ・エイトンというスター選手を中心にロスターを埋める必要がある。もっと良いドラフト指名ができるように何か手を打つかもしれないと思ったが、出場時間を争う可能性がある万能型フォワードのにカマラ落ち着いた。
29位:フィラデルフィア・76ers
76ersはこのドラフトで指名権を持っていなかった。
30位:ニューヨーク・ニックス
ニックスはこのドラフトで指名権を持っていなかった。
原文:NBA Draft grades 2023: All 30 teams ranked from best (Spurs) to worst (Clippers)
翻訳:YOKO B Twitter:@yoko_okc