6月23日(日本時間24日)に2022年NBAドラフトが終わり、各チームのドラフト結果を分析する時が来た。
それぞれの選択がどういう結果になるかは、指名された選手たちが加入したチームで実際にプレイするまでわからない。だが、指名権の価値とチームへのフィットを踏まえて即時評価をする余地はある。
各球団がドラフトで実行した内容について振り返る上で、いくつか考慮すべきポイントがある。彼らは自分たちのニーズを満たしたか、彼らはその時点で指名できる中の最高のタレントを選んだか? 特定の候補選手を取ろうとしたのか、あるいは当初の予想より下位で選手を獲得したのか。各球団の取った動きは、現在抱えるロスターの方向性とタイムラインに合っていたのか?
これらのポイントを踏まえて、『The Sporting News』は各フランチャイズのドラフト結果を総合的に評価し、全30チームをランク付けした。
NBAドラフト2022総評
1位:デトロイト・ピストンズ
- 成績:A+
- 獲得:ジェイデン・アイビー(5位指名)、ジェイレン・デューレン(13位指名:ホーネッツから)
ピストンズは間違いなくこのドラフト一番の勝者だ。このクラスで最高のガードであるアイビーを全体5位で指名できたことで、今後のピストンズのバックコートはケイド ・ カニングハムとアイビーで固まった。その後ピストンズは、身体能力が高く体格に優れたビッグマンのデューレンをトレードで獲得し、若くて優秀な選手たちを中心とするチームを一気に築いた。
2位:ニューオーリンズ・ペリカンズ
- 成績:A+
- 獲得:ダイソン・ダニエルズ(8位指名)、EJ・リデル(41位指名)
ペリカンズはシンプルに、すべてを適正に実行した。ダニエルズはNBAの準備ができている選手であり、ペリカンズが永続的にプレイオフに進出するチームになるために必要な守備重視のプレイメイカーだ。ペリカンズはその後、多くのドラフトアナリスト(私を含め)がモックドラフトで全体20位指名を予想していた2年生のフォワードのリデルをドラフトの後半で手に入れている。
3位:オーランド・マジック
- 成績:A+
- 獲得:パオロ・バンケロ(1位指名)、ケイレブ・ヒューストン(32位指名)
このランキングでマジックを3位としたのは、単に彼らが全体1位で正しい指名をしたと私は考えるからだ。マジックは最後の最後までジャバリ・スミスJr.を選ぶと思われていたが、個人的にはこのドラフトで最高の選手を獲得したと思っている。デューク出身のバンケロを指名したマジックは、これからのチーム構築において頼りになるフランチャイズプレイヤーを確保したほか、ヒューストンという魅力的な若いウィングも獲得している。
4位:サンアントニオ・スパーズ
- 成績:A+
- 獲得:ジェレミー・ソーハン(9位指名)、マラカイ・ブランナム(20位指名)、ブレイク・ウェスリー(25位指名)
スパーズは今回のドラフトで大成功を収めた。ソーハンは、ケルドン・ジョンソンと並んで身体能力の高いフロントコートを構築できる多才なディフェンシブプレイヤーだ。ブランナムは、このドラフト最高のピュアスコアラーの1人で、全体20位で指名できたのはもうけ物だった。ウェスリーは、今はまだダイヤモンドの原石だがスパーズで成長が見込めるポテンシャルの高いガードだ。数年後、スパーズが再び勝てるチームになっていく際には、今回のドラフトが大きな意味を持つだろう。
5位:オクラホマシティ・サンダー
- 成績:A
- 獲得:チェット・ホルムグレン(2位指名)、ウスマン・ジェン(11位指名:ニックスから)、ジェイレン・ウィリアムズ(12位指名)、ジェイリン・ウィリアムズ(34位指名)
11位指名権でジェンを獲得するために、サンダーがニックスに3つの(!)将来の1巡目指名権をトレードしたことを私は好ましいとは思わないが、彼らの目指す方向性は尊重しなければならない。サンダーはこのドラフトでポテンシャルの高さと『長さ』をターゲットにした。ロッタリーピック(上位14位指名)の3つで、サンダーには合計21フィート8インチ(約660cm)のウィングスパンが加わった。ホルムグレンとジェンは非常にユニークな才能を持つ選手で、ジェイレン・ウィリアムズはオフェンスで脅威となる多才な選手だ。ジェイリン・ウィリアムズは攻守にわたってがむしゃらに仕事をする。サンダーはこのドラフトで大きな賭けに出た。今後どうなるか楽しみだ。
6位:ヒューストン・ロケッツ
- 成績:A
- 獲得:ジャバリ・スミスJr.(3位指名)、タリ・イーソン(17位指名)、タイタイ・ワシントンJr.(29位指名:グリズリーズから)
おそらくバンケロの獲得を期待していたロケッツは、代わりにスミスを獲得する結果になった。それは悪いことではない。スミスはロケッツのパワーフォワードのニーズに合っており、昨年全体2位で獲得したジェイレン・グリーンを中心とした攻守両面での脅威となる。ロケッツは全体17位で守備のストッパーのイーソンを指名し、チームを底上げする指名をした。さらに、上位10位指名も予想されていたワシントンを獲得している。このドラフトはロケッツにとって成功だった。
7位:ニューヨーク・ニックス
- 成績:A
- 獲得:トレバー・キールズ(42位指名)
2巡目でキールズを獲得しただけのニックスの成績がなぜ「A」なのか? ニックスは11位指名権をサンダーにトレードし、2023年の1巡目指名権を3つ獲得している。有能な候補がまだ残っていたとはいえ、ニックスのフランチャイズを大きく変えるような選手を全体11位で指名できたとは個人的には思っていない。非常に優秀な候補が揃うと見られている2023年のドラフト1巡目指名権を3つ追加したことについては、特にフリーエージェント(FA)で大きく動くために必要なキャップスペースを確保できたことを考慮すると、良い判断だった。
8位:インディアナ・ペイサーズ
- 成績:A
- 獲得:ベネディクト・マサリン(6位指名)、アンドリュー・ネムハード(31位指名)、ケンダル・ブラウン(48位指名)
ペイサーズは3つの指名をすべて当てたと私は思う。マサリンは、タイリース・ハリバートンとともにペイサーズの将来のバックコートを構成するのに完璧なスコアリングウィングだ。ネムハードは生粋の司令塔で、控えのガードとしてリーグで長いキャリアを歩むだろう。ブラウンは、計り知れない高いポテンシャルを持つ身体能力の高い怪物で、全体48位で指名できたのはちょっとした拾いものだ。このドラフトでペイサーズは良くなり、その未来は明るくなった。
9位:サクラメント・キングス
- 成績:B+
- 獲得:キーガン・マレー(4位指名)
キングスはアイビーを指名しなかったことを今後も指摘されるだろうが、マレーは今チームが必要としている部分を埋めてくれる選手だ。アイオワ大出身のフォワードのマレーは、万能なディフェンダーかつ楽に得点ができるスコアラーで、ディアロン・フォックスとドマンタス・サボニスというキングスの中核と自然にフィットする。彼はNBAでプレイする準備ができている選手であり、キングスのプレイオフ進出に貢献するだろう。
10位:ポートランド・トレイルブレイザーズ
- 成績:B+
- 獲得:シェイドン・シャープ(7位指名)、ガブリエレ・プロチダ(36位指名)、ジャバリ・ウォーカー(57位指名)
ドラフト前日、『ESPN』のジョナサン・ギボニー記者が、オールスターガードのデイミアン・リラードはシャープのポテンシャルを気に入っていると報じた。そしてブレイザーズがロッタリーピックで指名したのはそのシャープだった。全体7位指名されたケンタッキー大のガードは、リラードから貴重な指導を受けることになる得点力の高いスコアラーだ。ブレイザーズは、初日から控えとして即座にオフェンスに貢献できる選手を加えた。
11位:シャーロット・ホーネッツ
- 成績:B+
- 獲得:マーク・ウィリアムズ(15位指名)、ブライス・マギャウウェンズ(40位指名:ウルブズから)
センターを切望していたホーネッツは、このドラフトで最高のショットブロッカーかつリムランナー(トランジッションで素早くリムまで到達する選手)の1人であるウィリアムズを獲得した。ウィリアムズとホーネッツのマッチングは常に完璧に見えていた。彼はホーネッツにとって素晴らしい守備の要になるとともに、ロブパスの受け手として脅威になるだろう。ホーネッツはまた、2巡目で魅力的な若いスコアラーのマギャウェンズを獲得している。
12位:アトランタ・ホークス
- 成績:B+
- 獲得:AJ・グリフィン(16位指名)、タイリース・マーティン(51位指名:ウォリアーズから)
グリフィンは、このドラフト最高のシューターであるが故にロッタリーピックが予想されていたものの、ホークスはトレードアップすることなく彼を全体16位で指名できた。オールスターガードのトレイ・ヤングにスペースを与えられること、そして攻撃の脅威としてオフェンス面でヤングのプレッシャーを軽減させられることを考えると、 16位でグリフィンを指名できたのはもうけものだ。
13位:ワシントン・ウィザーズ
- 成績:B+
- 獲得:ジョニー・デイビス(10位指名)、ヤニック・エンゾーサ(54位指名)
ウィザーズは、その時点で指名できる最高の選手だったデイビスを全体10位で指名した。デイビスは、リム周り、ミッドレンジ、3ポイントレンジのすべてから得点でき、高いレベルで守備もできる身体能力のあるシューティングガードだ。ブラッドリー・ビールがポイントガードをする必要はあるだろうが、彼とデイビスがウィザーズのバックコートを組むことになれば、彼らを中心にチームを築いていくことができる。
14位:デンバー・ナゲッツ
- 成績:B+
- 獲得:クリスチャン・ブラウン(21位指名)、ペイトン・ワトソン(30位指名)、イスマエル・カマガテ(46位指名)
ナゲッツが最初の指名で選んだブラウンは、現MVPのニコラ・ヨキッチにぴったりの選手だ。身体能力の高いフォワードのブラウンは、積極的なカッターであり、安定した3Pシューターであり、粘り強いリバウンダーでもある。ヨキッチは、ブラウンがリムにドライブしたり、ペリメーターにいるのを見つける機会が大いにあるだろう。デンバーはまた、ワトソンとカマガテという高いポテンシャルを持った2人の選手を獲得している。
15位:フィラデルフィア・76ers
- 成績:B+
- 獲得:なし(指名権なし)
76ersは自前の1巡目23位指名権をメンフィス・グリズリーズにトレードし、控えのガードのディアンソニー・メルトンを獲得したが、これは76ersにとって勝利だった。76ersは、おそらく23位指名でガードを狙うつもりで、その時点で指名できる優秀なガードが何人かいたものの、ディフェンダーかつプレイメイカーとしてメルトンが与えられるような影響をすぐに提供できる選手は存在していなかった。
16位:ダラス・マーベリックス
- 成績:B
- 獲得:ジェイデン・ハーディー(37位指名:キングスから)
ハーディは1巡目予想から2巡目全体37位まで大幅に順位を落とした。マブスは得点力の高いスコアラーが残っていることを最大限に生かし、Gリーグ・イグナイトのハーディーを指名するために2巡目指名権獲得に動いた。ハーディーはルカ・ドンチッチのようなプレイメイカーと並んでプレイすることで大きく成長するだろうし、マブスはいずれ、この指名についてお見事だったと言われることになるだろう。
17位:マイアミ・ヒート
- 成績:B
- 獲得:ニコラ・ヨビッチ(27位指名)
ヒートはこのドラフトにおける米国外出身候補選手トップのひとりであるヨビッチを獲得。ヨビッチは機転の利くオフェンス志向のフォワードで、ヒートになんとしても必要な多才な得点力とプレイメーキング力を追加することになる。選手育成で名高いヒートなら、19歳とまだ若いヨビッチの力を最大限に引き出すことは確実だろう。
18位:ミルウォーキー・バックス
- 成績:B
- 獲得:マージョン・ボウチャンプ(24位指名)、ユーゴ・ベソン(58位指名:ペイサーズから)
バックスは、自分達に優勝の可能性がある間にチームに貢献できる選手をターゲットにしてボウチャンプとベソンを指名した。ボウチャンプは、複数のポジションを守れ、カッターとしてもスポットアップシューターとしても得点のできる身体能力の高いウィングだ。ベソンは巧みなスコアラーであるとともに、いずれはバックスのセカンドユニットを仕切る可能性のあるプレイメイカーだ。バックスはここでもしっかり仕事をして条件を満たしている。
19位:トロント・ラプターズ
- 成績:B
- 獲得:クリスチャン・コロコ(33位指名)
コロコはこれ以上ないほど典型的なラプターズの指名だった。アリゾナ大2年のビッグマンは、Pac12カンファレンスの年間最優秀守備選手賞を受賞しており、ラプターズが必要としていたセンターのポジションにピッタリだ。身体能力が高く、機動性があり、多才で、マサイ・ウジリ(GM)とニック・ナース(HC)が好きなタイプの選手で、偶然にも、オールスターフォワードのパスカル・シアカムと同じカメルーンの街の出身だ。ラプターズがコロコをすぐにローテーションプレイヤーに育てても驚きはない。
20位:クリーブランド・キャバリアーズ
- 成績:B-
- 獲得:オチャイ・アバジ(14位指名)、カリーファ・ジョップ(39位指名)、アイザイア・モーブリー(49位指名)、ルーク・トラバーズ(56位指名)
1巡目指名で、キャブズは望んでいた身体能力のあるシューティングウィングのアバジを獲得。カンザス大3年のアバジがNBAですぐにローテーションに貢献する準備ができていることはさらにプラスだ。しかし、キャブズは2巡目指名権でもっと良い仕事ができたのではないかと私は思っている。ジョップは発展途上であり、モーブリーは昨年全体3位で指名したエバンの兄でしかなく、トラバーズはまだまだこの先が長い。
21位:ミネソタ・ティンバーウルブズ
- 成績:B-
- 獲得:ウォーカー・ケスラー(22位指名:ナゲッツから)、ウェンデル・モアJr.(26位指名:マブスから)、ジョシュ・マイノット(45位指名:ホーネッツから)、マッテオ・スパニョーロ(50位指名)
ウルブズは22位指名権を使って伝統的なセンターのケスラーを獲得。カール・アンソニー・タウンズの控えとして厚みが増したとはいえ、 彼らがその指名権を使ってタウンズのバックアップを狙ったことに私は混乱した。しかし、その後にウルブズが実行したことは好ましく思っている。モアは何でもできて即戦力になれる。マイノットは魅力的な選手に成長する可能性のある身体能力の高いウィングで、スパニョーロはプレイメイカーであり、それぞれウルブズのニーズに合っている。
22位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
- 成績:B-
- 獲得:パトリック・ボールドウィンJr(28位指名)、ライアン・ロリンズ(44位指名:ホークスから)、ギー・サントス(55位指名)
ウォリアーズは、長身で身体能力の高いシューティングウィングとして、元5つ星リクルートでマクドナルド・オールアメリカン(高校選抜)だったボールドウィンを指名する賭けに出た。しかし、彼は大学レベルでは苦戦しており、NBAでプレイできるようになるまで先は長い。ウォリアーズは2つの2巡目指名権も獲得した。サントスがドラフト&スタッシュの選手(海外で経験を積んでからNBAに来る予定の選手)である一方で、ロリンズは素早く機敏なガードで、スコアラーかつシューターとしてピック&ロールで脅威になる。現チャンピオンが指名した中ではロリンズが私のお気に入りだ。
23位:ロサンゼルス・レイカーズ
- 成績:B-
- 獲得:マックス・クリスティー(35位指名)
レイカーズは2巡目指名権をトレードで獲得し、元5つ星リクルートでマクドナルド・オールアメリカンのクリスティーを指名した。ミシガンステイト大学のウィングだった彼は、安定したアスリートで良いシューターであり、ポテンシャルのある若手選手を切望するレイカーズにとって良い面をたくさん持っている。
24位:ボストン・セルティックス
- 成績:B-
- 獲得:JD・デイビソン(53位指名)
セルティックスは指名権を1つしか所有しておらず、ガードを必要としていた。デイビソンは驚くほど身体能力が高いガードだが、まだ未開発だ。見覚えのあるフレーズの繰り返しになるが、彼も2021年の5つ星リクルートでマクドナルド・オールアメリカンだった。セルティックスはポテンシャルの高さに賭けて指名をした。
25位:メンフィス・グリズリーズ
- 成績:C
- 獲得:ジェイク・ラレイビア(19位指名:ウルブズから)、デイビッド・ロディー(23位指名:76ersから)、ケネディー・チャンドラー(38位指名:スパーズから)、ビンス・ウィリアムズJr.(47位指名)
このドラフトでグリズリーズが選択した内容は私の好みではない。ラレイビアは堅実なアスリートかつ良いシューターで、複数のポジションを守ることができるので、プロスペクト(期待株)としての彼は好きだ。しかし、全体19位指名は少し早かったと思う。全体23位でロディーを指名したことには困惑した。なぜなら、私は彼がグリズリーズのロスターにぴったりフィットしているとは思わないからだ。しかし、2巡目の内容は気に入っている。チャンドラーは電光石火のごとく速いガードかつ厄介なディフェンダーで、ジャ・モラントとデズモンド・ベインの控えとしてガードの層を厚くする。一方のウィリアムズは、スコアラーとディフェンダーとして万能なウィングだ。
26位:ロサンゼルス・クリッパーズ
- 成績:C
- 獲得:ムサ・ディアバテ(43位指名)
クリッパーズは、2巡目に長身で身体能力の高いフォワードのディアバテを獲得した。成長には時間がかかるだろうが、43位で指名した価値は十分にある。
27位:シカゴ・ブルズ
- 成績:C-
- 獲得:デイレン・テリー(18位指名)
この指名は私にとって今ドラフトの中で最も混乱するものだった。誤解のないように言っておくが、この成績は選手としてのテリーとは何も関係もない。6フィート7インチ(約201cm)のガードのテリーは、プレイメイカーかつディフェンダーとしての非常に魅力的なスキルセットを備えている。ロンゾ・ボール、アレックス・カルーソ、アヨ・ドスンムらガード陣ととともに執拗な守備に加わる。懸念点は、インサイドの補強が必要であるブルズが、唯一持っていた指名権でそこを解決しなかったことだ。
28位:フェニックス・サンズ
- 成績:該当なし
- 獲得:なし
サンズは指名権を所有していなかった。
29位:ユタ・ジャズ
- 成績:該当なし
- 獲得:なし
ジャズは指名権を所有していなかった。
30位:ブルックリン・ネッツ
- 成績:該当なし
- 獲得:なし
ネッツは指名権を所有していなかった。
原文:NBA Draft grades 2022: All 30 teams ranked from best (Pistons) to worst (Bulls)
翻訳:YOKO B Twitter:@yoko_okc