NBA理事会は9月13日(日本時間14日)、レギュラーシーズン中の選手出場をうながすことを目的とした新たな「選手参加方針」を承認したことを発表した。
新方針は2023-2024シーズンのレギュラーシーズンから適用され、2017-2018シーズン前に導入された「選手休養方針」を強化しつつ代替するものとなる。
新たな方針は主にスター選手に焦点をあてたものだ。この方針における「スター選手」は、直近3シーズンのいずれかでオールNBAチームないしNBAオールスターチームに選出された選手を指す。オールスターゲーム後は、そのシーズンのオールスターに選出された選手にも適用される。
新方針では、スター選手が試合に出場しない理由が承認されたことを示さない限り、チームは特に以下のことをしなければならない。
- 同一試合で複数のスター選手が出場不可とならないようにロスターを管理する
- 全米中継やインシーズン・トーナメントでスター選手たちが出場できるようにする
- スター選手が1試合を欠場する回数のバランスをホームとロードで維持する
- スター選手が出場しなくなる長期の「シャットダウン」を自制する
- 健康な選手を休養させる際、選手が試合会場を訪れ、ファンが見られるようにする