10月8日、さいたまスーパーアリーナでNBA Japan Games 2019 Presented by Rakutenの第1戦が行なわれた。ヒューストン・ロケッツとトロント・ラプターズによる16年ぶりとなるNBAジャパンゲームズは、ラプターズが134-129で逆転勝利を収めた。
前半終了時に73-85と12点のリードを奪われていたラプターズは、後半に入って徐々に点差を縮小し、第4Q残り5分24秒にはマルコム・ミラーの3ポイントショットでついに逆転(119-118)に成功。結局、後半を61-43と圧倒したラプターズがそのまま最後の5分間を逃げ切った。
ラプターズはパスカル・シアカムが24得点、11リバウンド、サージ・イバカが18得点、フレッド・バンブリートが16得点、5リバウンド、5アシストをあげたほか、ノーマン・パウエルが14得点、クリス・ブーシェ―が12得点、7リバウンドをマークした。
第3クォーター残り3分4秒でベンチに下がるまでに27分16秒プレイしたロケッツのジェームズ・ハーデンは、ゲーム最多となる34得点とプレシーズンと思えないほどの熱量でプレイ。序盤から積極的にオフェンスを牽引し、得意のステップバックジャンパーやドリブルテクニックを披露すると、会場に集まった20.348人のファンから大きな歓声が上がった。
ロケッツはジェームズ・ハーデンのほか、ラッセル・ウェストブルックが13得点、6アシスト、クリント・カペラとエリック・ゴードンがそれぞれ12得点、ベン・マクレモアとタボ・セフォローシャがそれぞれ10得点、クリス・クレモンズが8得点を記録した。
ジャパンゲームズ第2戦は、10日に再びさいたまスーパーアリーナで行なわれる。