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NBAプレイオフの最多勝利チーム 各年代別で最も白星をあげているのは?

2024-09-17
読了時間 約5分
(NBA Entertainment)

何十年にもわたり、様々な世代のスーパースターたちが戦ってきた中で、NBAプレイオフを支配してきた球団が、ロサンゼルス・レイカーズとボストン・セルティックスだ。

プレイオフの歴史で400勝以上をあげているのは、レイカーズとセルティックスの2球団のみ。フィラデルフィア・76ersが3位で続いている。

ここでは、NBAプレイオフにおける最多勝利チームや、年代ごとの最多勝利チームをまとめる。

NBAプレイオフの最多勝利チーム

順位 チーム プレイオフ勝利
1 レイカーズ 467
2 セルティックス 423
3 76ers 251
4 スパーズ 222
5 ウォリアーズ 212
6 ニックス 200
7 ピストンズ 189
8 ブルズ 187
9 サンダー 170
9 ホークス 170

1950年代と1960年代のプレイオフの最多勝利チーム

1950年代と1960年代のプレイオフで最も白星をあげたのは、ビル・ラッセル、ボブ・クージー、サム・ジョーンズ、トム・ヘインソーン、トム・"サッチ"・サンダーズ、KC・ジョーンズ、ビル・シャーマン、ドン・ネルソンらを擁したセルティックスだ。

レッド・アワーバック、ラッセルというコーチたちの下で、セルティックスは1957年、59年、60年、61年、62年、63年、64年、65年、66年、68年、69年と、13年間で11回もタイトルを獲得した。

ジョージ・マイカン、ジェリー・ウェスト、エルジン・ベイラー、ウィルト・チェンバレンらを擁したレイカーズは、同期間のプレイオフで113勝をあげ、1950年、52年、53年、54年に優勝している。

順位 チーム プレイオフ勝利
1 セルティックス 118
2 レイカーズ 113
3 76ers 76
4 ホークス 66
5 ウォリアーズ 41

1970年代のプレイオフの最多勝利チーム

1970年代にリーグ最多のプレイオフ55勝をあげたのは、セルティックスやニューヨーク・ニックスとイースタン・カンファレンスで競ったワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)だ。ウェス・アンセルドとエルビン・ヘイズがけん引し、1978年にNBA優勝を達成した。

続くのは、ウォルト・フレイジャー、ウィリス・リード、ビル・ブラッドリー、アール・モンロー、デイブディバッシャーを擁したニックス。1970年と1973年にタイトルを手にしている。

この時代の3番目に多い47勝をあげたセルティックスも、1974年と1976年に優勝。ジョン・ハブリチェックがチームのメインスターで、デイブ・コーウェンス、ジョ・ジョ・ホワイト、ポール・サイラスらが加わる。

順位 チーム プレイオフ勝利
1 ブレッツ 55
2 ニックス 48
3 セルティックス 47
4 レイカーズ 46
5 バックス 42

1980年代のプレイオフの最多勝利チーム

レイカーズのマジック・ジョンソンとセルティックスのラリー・バードで知られる1980年代、彼らはそれぞれのチームをプレイオフで111勝、91勝に導いた。

セルティックスは1981年、84年、86年に、レイカーズは1980年、83年、85年、87年、88年に優勝している。

ケビン・マクヘイル、ロバート・パリッシュ、デニス・ジョンソン、カリーム・アブドゥル・ジャバー、ジェームズ・ワージー、ジャマール・ウィルクス、ボブ・マカドゥーといった選手たちが活躍した。

ジュリアス・アービングとモーゼス・マローンがけん引した76ersは、1982年に優勝を達成しており、3位につけている。

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順位 チーム プレイオフ勝利
1 レイカーズ 111
2 セルティックス 91
3 76ers 63
4 ピストンズ 47
5 バックス 42

1990年代のプレイオフの最多勝利チーム

1990年代は、マイケル・ジョーダンとシカゴ・ブルズの時代だ。

ブルズは1991年、92年、93年、96年、97年、98年と、8年間で6つの優勝リングを獲得。そのブルズの半分ほどのプレイオフ勝利数をあげたのは、ユタ・ジャズとニックスの2球団だけだった。

順位 チーム プレイオフ勝利
1 ブルズ 111
2 ジャズ 68
3 ニックス 65
4 ロケッツ 52
5 ブレイザーズ 47

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2000年代のプレイオフの最多勝利チーム

新世紀の始まりにリーグを支配したのは、2000年、01年、02年、09年、10年に優勝し、シャキール・オニールとコービー・ブライアントを擁したレイカーズだ。パワーバランスがウェスタン・カンファレンスにシフトしていく中で、レイカーズはプレイオフで98勝を記録した。

ティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリを擁したサンアントニオ・スパーズも活躍し、2003年、05年、07年に優勝している。

順位 チーム プレイオフ勝利
1 レイカーズ 98
2 スパーズ 83
3 ピストンズ 73
4 マーベリックス 47
5 ネッツ 43

2010年代のプレイオフの最多勝利チーム

2010年代はセルティックスがプレイオフで60勝を記録。レイカーズは25勝だった。この10年間に足跡を残したのは、ステフィン・カリーとゴールデンステイト・ウォリアーズ。2015年、17年、18年、そして22年に優勝している。

レブロン・ジェームズもマイアミ・ヒートとクリーブランド・キャバリアーズで活躍した。

順位 チーム プレイオフ勝利
1 ウォリアーズ 86
2 スパーズ 68
3 ヒート 68
4 キャバリアーズ 61
5 セルティックス 60

2020年代のプレイオフの最多勝利チーム

2024-2025シーズン開幕前時点で、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンの地元出身コンビを擁するセルティックスは、2020年代のプレイオフで52勝をマーク。2024年のNBAで優勝を飾っている。

また、ジミー・バトラーを擁するヒートもファイナル進出2回。ニコラ・ヨキッチ、ジャマール・マレーのデンバー・ナゲッツが2023年に、ヤニス・アデトクンボのミルウォーキー・バックスが2020年に優勝した。

順位 チーム プレイオフ勝利
1 セルティックス 52
2 ヒート 39
3 ナゲッツ 37
4 バックス 31
5 サンズ 27
5 レイカーズ 27
5 マーベリックス 27

原文:Most playoff wins by an NBA team(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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