ジョーダンがカリーvsマジック論争に見解 「ポイントガードを定義しないと」

2023-08-24
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(NBA Getty Images)

ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーがギルバート・アリーナスのポッドキャストに出演した際の発言で、NBAの史上最高ポイントガードを巡る議論が再び白熱している。

カリーは『Gil's Arena』で、アリーナスから「君は歴代最高のポイントガードか?」と尋ねられた。

これに対し、カリーは「イエス」と自信ありげに答えている。

「僕とマジック(ジョンソン)だ。その2人の議論だね。もちろん、僕はそうやって答えなければいけない。マジックの経歴はとんでもない。こういう議論に自分が含まれるなんて思ってもいなかった」

カリーの正直な回答が議論を呼び、テレビやソーシャルメディアの見出しとなったのは言うまでもない。

8月23日(日本時間24日)の『First Take』で、『ESPN』のスティーブン・A・スミス記者は、ほかでもないマイケル・ジョーダンからのメッセージを受け取った。スミスは、カリーの主張に強く反対するジョーダンからの連絡で目を覚ましたという。

ジョーダンからのテキストメッセージを読むかたちで、スミスは「史上最高は常に議論の的になるが、史上最高ポイントガードに関しては、君が言ったのとは違うよ。間違いなくマジック・ジョンソンが歴代最高のポイントガードだ」と明かした。

「ステフ・カリーも非常に近いが、マジックより上ではない。本当に真剣に議論するには、ポイントガードを定義しなければならないだろう。カリーは圧倒的に歴代最高のシューターだ。彼の動きがチームメイトたちにたくさんのショットをつくったのは確かだ。3ポイントショットの通算成功率が43%という選手だよ。だが、マジック・ジョンソンはトリプルダブルを生み出した。本当の意味で彼が生み出したわけではないが、より際立ったインパクトにしたんだ。正直、ポイントガードのスタッツだ」

「マジックは最高だった。もっと続けられるけど、あまり時間を奪いたくない。分かってくれたと思う。ちなみに、マジックは優勝5回だ」

ジョーダンの主張は正しいのか。カリーとマジックのスタッツ面の比較はこちらだ。

原文:Michael Jordan weighs in on Stephen Curry vs. Magic Johnson point guard debate, according to Stephen A. Smith(抄訳)