ヤニス欠場のバックスがNBA記録タイの3P25本 ヒートを下してシリーズタイに|NBAプレイオフ2023

2023-04-20
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(NBA Entertainment)

4月19日(日本時間20日)、ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたマイアミ・ヒート対ミルウォーキー・バックスの一戦は、138-122でバックスが勝利し、シリーズ1勝1敗とした。

バックスは第1戦の第2クォーター序盤に腰を負傷したヤニス・アデトクンボ、第1戦で右ふくらはぎを痛めたウェスリー・マシューズが欠場。一方のヒートはタイラー・ヒーローが第1戦で右手を骨折し、NBAファイナルの時期まで離脱する見込みとなっている。

エースを欠いたバックスだが、第1戦で10得点だったブルック・ロペスが、第1Qだけで14得点をあげる。これでペリメーターのほかの選手たちがオープンとなり、第1戦で45本中11本成功だった3ポイントショットが、この日は49本中25本成功。ポストシーズンのNBA記録に並んだ。

第2Qに連続11得点で21点差をつけたバックスは、ジミー・バトラーのフリースロー2本を許すも、そこからさらに連続13得点。リードを32点に広げると、後半に最大36点差をつけてシリーズをタイとしている。

バックス(1勝1敗)はロペスが25得点、ドリュー・ホリデーが24得点、5リバウンド、11アシスト
パット・カーナトンが22得点、第1戦でプレイしていなかったパット・カーナトンが3P10本中6本成功などでプレイオフ自己最多の22得点、ジョー・イングルズが17得点、クリス・ミドルトンが16得点、6リバウンド、7アシスト、グレイソン・アレンが16得点を記録した。

ロペスは「全員が準備を整えているんだ」と話している。

「みんなが正しいメンタリティーで試合に臨んでいる。ミルウォーキー・バックスであるために必要なメンタリティーだ。誰もほかより上にいるなんてことはないんだ。僕たちはとにかく勝利を目指して試合に臨む」

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ミドルトンは「チーム全体が必要なんだ」と述べた。

「今夜の試合でそれが分かったと思う。ひとりが僕たちを引っ張ったわけじゃない。ヤニスが担う負担を引き受けるのは僕かドリューと見る人が多いけど、僕らに彼がやっているだけのことはやれない。だから、みんなでやらなきゃいけないんだ」

一方、ヒート(1勝1敗)はバトラーが25得点、バム・アデバヨが18得点、5リバウンド、ゲイブ・ビンセントが16得点、ケイレブ・マーティンが15得点、6アシスト、ビクター・オラディポが15得点、5リバウンド、ダンカン・ロビンソンが14得点、5リバウンドをマークしている。

バトラーは「2勝0敗にしたかったけど、もう過去のことだ」と話した。

「だから、もう終わったことにしているよ。ホームで自分たちの仕事をしなければいけない」

第3戦は4月22日(同23日)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで行われる。

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