ロサンゼルス・レイカーズは7月6日(日本時間7日)、レブロン・ジェームズと再契約を結んだことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。
NBA歴代最多得点記録を持ち、史上初の通算4万得点超えを達成したジェームズは、2024-2025シーズンがNBAでの22シーズン目となる。新シーズンは39歳のジェームズにとってレイカーズで7シーズン目。クリーブランド・キャバリアーズに2003年から2010年まで在籍したのに並び、キャリア最長タイとなる。
ジェームズは通算でレギュラーシーズンの1492試合に出場(先発1490試合)。平均37.9分間の出場で27.1得点、7.5リバウンド、7.4アシスト、1.5スティールを記録している。MVP受賞4回のジェームズは、フィールドゴール成功(2位)、フリースロー成功(3位)、アシスト(4位)、スティール(8)、3ポイントショット成功(8位)で歴代トップ10入りしている。
バスケットボール運営部バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのロブ・ペリンカは、「レブロン・ジェームズのようにプレイする選手はいません。継続的なパフォーマンスと長期にわたって持続する卓越さへの献身ぶりは比類なきものです」と話した。
「レブロンはNBA史上最もダイナミックで競争的な選手のひとりであり、レイカーズでの7シーズン目に戻ってきて、リーダーシップを発揮してくれることに感謝しています。同じくチームキャプテンのアンソニー・デイビスとともに、レブロンとJJ・レディック新ヘッドコーチは、コートに立つたびに大きな誇りをもってプレイし、優勝を競うチームをけん引してくれるでしょう。NBAでの22シーズン目に臨むレブロンは、大きすぎる障害はなく、届かない目標はないということを、引き続き思い出させてくれます。レブロン・ジェームズの歴史をつくる物語が、世界中のレイカーズファンの前で引き続き記されていくことをありがたく思います」
2023-2024シーズンのジェームズは71試合に出場(全試合先発)。平均35.3分間のプレイで25.7得点、FG成功率54.0%、自己最高の3P成功率41.0%、7.3リバウンド、8.3アシスト、1.3スティールを記録した。平均25得点超は20シーズン連続。二桁得点達成は1222試合連続だ。昨季のNBAで平均25得点&7リバウンド&&8アシストを達成したのは、ジェームズのほかにニコラ・ヨキッチとルカ・ドンチッチしかいない。
ジェームズは2月、カリーム・アブドゥル・ジャバーを抜き、NBA史上初となる20回目のオールスター選出を果たした。また、NBA記録となる20シーズン連続のオールNBAチーム選出も達成している。
NBAで優勝4回のジェームズは、NBAプレイオフの通算287試合に出場。平均41.3分間のプレイで28.4得点、9.0リバウンド、7.2アシスト、1.7スティール、1.0ブロックを記録している。レイカーズではNBAプレイオフ2020で球団通算17回目の優勝に貢献。平均27.6得点、10.8リバウンド、8.8アシスト、1.2スティールをマークし、自身通算4回目のNBAファイナルMVPを受賞した。
通算17シーズンのポストシーズンで、ジェームズは歴代最多の8162得点を記録。FG成功(1位)、スティール(1位)、FT成功(1位)、アシスト(2位)、3P成功(3位)、リバウンド(4)、ブロック(10)で歴代トップ10入りを達成している。
ジェームズは2021年にNBA創立75周年記念チームに選出された。2008年と2012年のオリンピックで金メダルを獲得。2024年のパリオリンピックにもアメリカ代表で出場予定だ。