5月22日(日本時間23日)のウェスタン・カンファレンス・ファイナル第4戦で、ロサンゼルス・レイカーズはデンバー・ナゲッツに111-113で敗れ、2022-2023シーズンを終えた。
試合直後、レイカーズのレブロン・ジェームズは報道陣の取材に対し、NBAでの今後に関して疑問があることをうかがわせている。
ジェームズは自身の将来について、「正直、考えるべきことがたくさんある」と話した。
「とにかく個人的に、自分がバスケットボールを進めることについて、考えることがたくさんあるんだ」
この日は、ジェームズと同じ2003年ドラフト組のカーメロ・アンソニーが引退を発表した。ジェームズも伝説的なNBAキャリアに終止符を打つのだろうか?
レブロン・ジェームズは引退するのか?
ジェームズはナゲッツとの第4戦で40得点、10リバウンド、9アシストを記録し、いまだエリートレベルに必要な力があることを示した。だが、NBAでの20年目を終えたジェームズは、ある程度引退を考えていることを示唆している。
『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ記者が報じたところによると、来季開幕戦で紫と金のジャージーに身を纏ったジェームズを見られるかは保証がないという。
ヘインズ記者はこのように伝えた。
レイカーズのスター、レブロン・ジェームズは、秋に2023-2024シーズンのNBAが始まる時、自分がチームと一緒にいるかどうか確信していない。そして引退を検討している。リーグ情報筋がBleacher Report、『TNT』に明かした。
Scroll to Continue with Content情報筋は、レブロンには検討することがたくさんあると話している。
レブロンは時間をかけて21年目に戻ってくるかを決めると見られる。
試合後にジェームズは『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者とこう話している。
Q:いろいろ考えると言ったが、どういう文脈でとらえればよいのか?
A:自分がプレイを続けたいかどうかだ。
Q:来年のことだろうか?
A:そうだよ。
Q:去るつもりなのか?
A:それを考えなければいけない。
アンソニーが引退を発表したことで、伝説の2003年ドラフト組でリーグに残っているのはジェームズだけとなった。
マイアミ・ヒートのユドニス・ハズレム(2002年ドラフト組、42歳)とゴールデンステイト・ウォリアーズのアンドレ・イグダーラ(2004年ドラフト組、39歳)がそれぞれのキャリアを終えるとすれば、ジェームズは2023-24シーズンのNBAで最年長選手となるだろう。
21年目のシーズンを前に、ジェームズはレギュラーシーズンとプレイオフを合計した通算でNBA史上2位の出場時間を記録している。上回るのは、2月にジェームズが通算得点記録で抜いたカリーム・アブドゥル・ジャバーだけだ。
レブロン・ジェームズは何歳?
ジェームズは38歳で、2023-24シーズン途中の2023年12月30日に39歳となる。
2003年のNBAドラフトで全体1位指名されたジェームズは、同期の中で最も長く続けており、21年目のシーズンもプレイすれば、最長記録でロバート・パリッシュ、ケビン・ウィリス、ケビン・ガーネット、ダーク・ノビツキーに並ぶ歴代2位タイとなる。1位はビンス・カーターの22シーズンだ。
原文:Is LeBron James retiring? Future of Lakers star uncertain following playoff exit(抄訳)