11月19日(日本時間20日)のヒューストン・ロケッツ対ロサンゼルス・レイカーズの試合で、ディロン・ブルックスとロケッツはレブロン・ジェームズを前に何の答えも見出せなかった。
今季2度目となるロケッツとレイカーズの対戦で、ジェームズは39分間の出場でゲーム最多の37得点のほか、8アシスト、6リバウンド、3スティールを記録し、おそらく今季最高のパフォーマンスでチームを勝利に導いている。
ジェームズは第4クォーターにチームがあげた24得点のうち13得点をマークするなど、最後の最後に最高のプレイを見せて、105-104の勝利に貢献した。
今回も、ブルックスがジェームズのガード役を引き受けた。 そして、ジェームズがテクニカルファウルを取られたり、その後ブルックスに対して「小さすぎ」というジェスチャーでやり返したり、2人はまたもや何度かやり合っている。
試合後、レイカーズの八村塁がこの確執についてコメントし、ブルックスがジェームズをいらだたせ続ける理由について持論を展開した。
八村は、「あの2人の間に何があるのかわからないけど、去年のプレイオフの時から特に、ずっといろいろやり合っているのは知っている」と話す。
「レブロンにとっては何でもないことなんだ。実際、彼にとっては良いことだよ。モチベーションが必要だからね。あれで彼はよりゲームに駆り立てられるんだ。見てのとおり、(ブルックス)が何をしようと彼にはなんの影響もない。実際に、彼はもっと得点して、もっとリバウンドを獲得して、僕らは勝っている」
「ディロン・ブルックスは、ただ(レブロン)のレガシーの一部になりたいだけなんじゃないかな」
ジェームズとブルックスはレギュラーシーズンでこれまで13回対戦している。その13試合でジェームズは1試合平均25.5得点(フィールドゴール成功率54.1%)、8.0リバウンド、7.5アシストをマークし、対戦成績は10勝3敗だ。ポストシーズンで対戦した唯一のシリーズである2023年のNBAプレイオフ1回戦でも、レイカーズが当時ブルックスが在籍していたメンフィス・グリズリーズを6戦で破り、ジェームズが優位に立っている。
レイカーズとロケッツは今季、少なくともあと2回は対戦する予定だ。状況次第では、インシーズン・トーナメントやプレイイン・トーナメント、あるいはプレイオフで対戦する可能性もある。2人の間の確執とライバル関係は、まだまだ続くことになるだろう。
原文:Lakers' Rui Hachimura weighs in on LeBron James-Dillon Brooks beef with a strong theory
翻訳:YOKO B