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レイカーズがウォリアーズに勝利 2OTまでもつれる接戦を制する

2024-01-28
読了時間 約3分
(Getty Images)

1月28日(現地時間27日)、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターにてNBAライバルウィークの最終戦となった、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ロサンゼルス・レイカーズの試合が行われ、レイカーズが145-144でウォリアーズに勝利した。

レイカーズは直近のアウェイ戦で4連敗中、直近の8戦では7敗と、アウェイでの勝利から遠のいていた。一方のウォリアーズも2023-2024シーズンは例年と比較して苦しいシーズンを送っている。

そんな両チームの試合は、第1クォーターからリードチェンジが続く展開となった。レブロン・ジェームズが9得点、ステフィン・カリーが11得点と両エースが躍動し、33-30のレイカーズリードで第1Qは終了。

第2Qに入っても、一進一退の攻防が続き、ジェームズのブザービーターで、68-63とレイカーズが5点リードで前半を折り返す。前半だけでレイカーズはファストブレイクから22得点をあげるも、3ポイントショットがチーム全体で3本と振るわなかった。

第3Qは開始から約6分間でレイカーズがウォリアーズに25-5のランを許し、15点差をつけられ逆転された。しかし、ジェームズのフリースローを皮切りに、レイカーズも連続14得点で一気に1点差に縮めた。その後、ジェームズから八村塁のアリウープも決まるなど、91-99と、レイカーズが8点差までリードを詰めて第3Q終了。

第4Qは、第3Qの途中でロッカールームに下がっていたアンソニー・デイビスが再びコートに戻った。残り約4分で9点ビハインドのレイカーズは、そこから連続12得点で逆転に成功。しかし、ウォリアーズも食い下がり、残り14.7秒の場面でカリーがレイアップを沈め、同点でオーバータイムへと突入した。

オーバータイムは、ジェームズのレイアップから始まり、ジェームズは6得点をマークした。さらに、デイビスへのアシストでトリプルダブルも達成。オーバータイム終盤にディアンジェロ・ラッセルがフリースローを2本成功し、残り11.1秒でレイカーズはリードを3点に広げるも、クレイ・トンプソンに同点の3ポイントショットを許し、ダブルオーバータイムに突入した。

ダブルオーバータイムでも、レイカーズが終始リードを保つ展開になりながらも、カリーにこの試合9本目となる3ポイントショットを決められ、レイカーズは残り4.7秒で1点を追う展開となった。レイカーズのラストポゼッションで、ジェームズが相手のファールを誘い、冷静にフリースロー2本を決め、そのまま145-144で試合終了。ダブルオーバータイムにまでもつれる大熱戦をレイカーズが勝利で締め括った。

これで貯金1となったレイカーズ(24勝23敗)は、ジェームズが36得点、20リバウンド、12アシストのトリプルダブルをマークし、NBA史上最年長での30得点超のトリプルダブル達成となった。その他にも、デイビスが29得点、13リバウンド、3アシスト、4ブロック、ラッセルが28得点、3リバウンド、5アシスト、2スティールを記録。八村塁は、ベンチからの出場で3ポイントショット1本を含む11得点(フィールドゴール4本全て成功)、4リバウンドで、FG成功率は2戦連続で100%をマークした。

一方のウォリアーズ(19勝24敗)は、カリーが3Pショット9本成功を含む46得点、3リバウンド、7アシスト、ドレイモンド・グリーンが8得点、14リバウンド、11アシスト、3スティール、2ブロック、トンプソンが24得点、4リバウンド、4アシスト、2スティールをマーク。他にもジョナサン・クミンガとアンドリュー・ウィギンズがともに22得点と活躍するも、勝利にはあと一歩及ばなかった。

次戦、レイカーズは30日(現地29日)の午前10時から、敵地トヨタ・センターにてヒューストン・ロケッツと試合を行う。ウォリアーズは31日(現地30日)の12時から、本拠地チェイス・センターでフィラデルフィア・76ersと対戦する。

ボックススコア

Rakuten

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