コービー・ブライアントの銅像お披露目 レイカーズのレジェンドをたたえるモニュメントを解説

2024-02-09
読了時間 約2分
(NBAE via Getty Images)

「マンバ・フォーエバー」は、ロサンゼルス・レイカーズの本拠地、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナにおいてさらに深い意味を持つことになる。

かつてステイプルズ・センターと呼ばれたアリーナで、コービー・ブライアントはすべてを成し遂げた。ブライアントが貢献した5回の優勝を示すバナーや、永久欠番となった8番と24番のジャージーが掲げられているのを見れば、消えることのない彼のレイカーズへの影響が思い出される。

そして今、ブライアントのレガシィ(遺産)は、アリーナの外に建てられたモニュメントで不滅となった。

ここでは、レイカーズ史上有数の偉大な選手にささげられたトリビュートについてまとめる。

コービー・ブライアントの銅像

2024年2月8日(日本時間9日)、レイカーズは2006年に歴史的な81得点を記録した際のブライアントの銅像をお披露目した。

お披露目に際し、未亡人のバネッサ・ブライアントさんは、2006年のブライアントを描いたものが、3つの銅像のひとつ目だと発表した。

8番のジャージーを着たブライアントの銅像が披露されたのち、亡くなった娘のジアンナさんと一緒のブライアントの銅像、そして24番のジャージーを着たブライアントの銅像が続く。

なぜブライアントの銅像は24年2月8日にお披露目された?

「24」、「2」、「8」は、ブライアントがレイカーズで背負った番号、そしてジアンナさんがバスケットボールをする際に背負った2番を表す重要な数字だ。

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クリプトドットコム・アリーナにあるレイカーズの銅像はいくつ?

ブライアントの銅像は、クリプトドットコム・アリーナのスター・プラザの景色の一部となる。ここに銅像が建てられて称賛されたレイカーズのレジェンドは、彼が7人目だ。

そのほかのレジェンドたちは以下のとおり。

  • カリーム・アブドゥル・ジャバー
  • エルジン・ベイラー
  • チック・ハーン
  • マジック・ジョンソン
  • シャキール・オニール
  • ジェリー・ウェスト

2004年2月11日(同12日)、NBAオールスターゲームが開催される前に、初めて銅像を贈られたレイカーズの選手はジョンソンだった。それから20年を経て、ブライアントが栄誉の仲間入りを果たしている。

コービー・ブライアントの銅像をつくったアーティストは誰?

クリプトドットコム・アリーナのコービー・ブライアントの銅像を制作したのは、『Fine Art Studio of Rotblatt Amrany』の彫刻家Julie Rotblatt Amranyだ。

彼女と夫のOmriは、数多くの著名なアスリートの彫刻を手がけてきた。イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターの外に建てられたマイケル・ジョーダンのモニュメントもそのひとつだ。

より最近では、サウスカロライナ大学との協力でエイジャ・ウィルソンの銅像を制作。2021年にお披露目されている。

レイカーズはお披露目の日に「マンバ」のジャージー

レイカーズはお披露目の日、2023年のウェスタン・カンファレンス・ファイナルで対戦したデンバー・ナゲッツと対戦。試合で「マンバ」のジャージーを着用した。

ブライアントがデザインした黒のジャージーは、2017-2018シーズンに初登場。2020年のブライアントの悲劇的な死を受け、レイカーズはこのジャージーを時折使用している。

※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。
翻訳:坂東実藍
編集:スポーティングニュース日本版編集部